・戦国無双2・猛将伝 新登場(+再登場)プレイヤーキャラクター |
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前田利家 | 長宗我部元親 | ガラシャ | 佐々木小次郎 | 柴田勝家 | 今川義元 |
・戦国無双2 新登場プレイヤーキャラクター |
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石田三成 | 徳川家康 | 浅井長政 | 島左近 | 島津義弘 | 立花闇千代 | |||||
直江兼続 | ねね | 風魔小太郎 | 宮本武蔵 | |||||||
・戦国無双2 登場プレイヤーキャラクター |
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真田幸村 | 明智光秀 | 前田慶次 | 武田信玄 | 上杉謙信 | 服部半蔵 | |||||
お市 | 雑賀孫市 | 伊達政宗 | 織田信長 | 濃姫 | ||||||
本多忠勝 | 羽柴秀吉 | 稲姫 | 阿国 | 森蘭丸 |
・戦国無双(1)&猛将伝 登場プレイヤーキャラクター |
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石川五右衛門 | (くのいち) |
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(猛将伝2) |
前田 利家 織田家→豊臣家・前田家 大刀+槍 「侠」 (戦国無双2・猛将伝で登場) 織田信長の配下の猛将にして、豊臣秀吉の親友。 ゲーム中で柴田勝家を「オヤジぃ!」と呼んで慕っているが、これも史実通りである。 「槍の又左」と呼ばれていた槍の使い手で、戦国無双でもデカい槍を2本も背中に背負っているが、メイン武器は刀というヘンな設定だ。(槍はチャージ攻撃で使う) 戦国無双では熱血漢の若者になっており、何というか「フツーのキャラ」である。 他のキャラが普通でない奴ばっかりなので、逆に珍しい。 変人キャラが続々と登場している戦国無双だが、なんとか彼は正気を保っているようだ。 史実の前田利家は、若い頃と歳を取ってからでは、性格がかなり異なる。 若い頃は乱暴な性格だったようで、織田信長に若くして付き従っていたが、彼をバカにした信長の小姓(世話役の子供)を信長の目の前で斬り捨て、激怒した信長によって織田家を追放されたりもしている。 だが、勝手に参加した合戦で敵将を討ち取る手柄を立てて復帰、その後は精鋭部隊である「赤母衣衆」に所属、さらに柴田勝家の配下となって各地を転戦した。 しかし「本能寺の変」の後に羽柴(豊臣)秀吉と柴田勝家が対立した「賤ヶ岳の合戦」で、両者と仲の良かった彼は板挟みにあってしまう。 結果的に彼は中立の立場を取るが、元々柴田軍の所属であったため、それは柴田勝家を裏切る結果となってしまった・・・ その後は豊臣秀吉の配下として誠実に仕えている。 秀吉の片腕となる一方で、多くの武将から慕われた人徳家でもあり、恩賞や婚姻の仲介、処罰されそうな武将の弁解などを積極的に行って、多くの人から感謝されていた。 豊臣政権下での影響力も大きく、豊臣家の名将「蒲生氏郷」は「次に天下を取るのは前田利家だ」と断言していたという。 だが、秀吉の死の翌年に前田利家も病死したため、彼が天下争奪の表舞台に立つことはなかった。 前田利家の詳細は、こちら や こちら も見て欲しい。 |
4武器入手方法: | 四国征伐。 開始から6分以内に北と南の大筒砦を制圧するまでのミッションをクリアする(久武親直・香川之景・吉良親実・長宗我部盛親を撃破する)。 敵の本陣近くに箱が出現。 |
5武器入手方法: | 外伝・天正御前仕合。 江戸城の門が開く前(約9分)に、城の外の勢力を全て味方にする。 各勢力は大将を倒せば配下は全て仲間になる。 具体的には、後藤又兵衛・柳生宗矩・可児才蔵・毛利輝元・北条氏政・長宗我部元親・今川義元・上杉謙信・武田信玄を倒せばよい。 城内の中央に箱が出現。 |
(猛将伝2) |
長宗我部 元親 長宗我部家 三味線 「響」 (戦国無双2・猛将伝で登場) 四国、土佐の戦国大名。 四国を統一した「土佐の出来人」である。 色白で引きこもりがち、お姫様のようだったので「姫若子」と呼ばれていたが、初陣で「鬼若子」と言われるほどの活躍を見せ周囲の評価も一変、長宗我部家の後を継いで戦国大名となった。 だが、織田信長は彼のことを「鳥無き島の蝙蝠(コウモリ)」、つまり飛べる者のいない島で、すこし飛べるだけの存在だと評していたようだ。 戦国無双の長宗我部元親は・・・ Gackt(ガクト)だ。 どう見ても。 見た目がガクト、セリフもガクト、攻撃方法も凄絶にガクトである。 NHKの大河ドラマ「風林火山」の上杉謙信役をやっている Gackt があまりにも存在感があるため、それに似せてデザインされたのだろう。 実際、ドラマでもカピバラっぽい信玄より、ガクト謙信の方がよっぽどカッコイイ。 しかも攻撃方法はなんと三味線! 戦場でギターの如く三味線をペケンペケン鳴らして「音波」で攻撃するその様子は、ある意味無双シリーズ最大のイロモノキャラと言っても過言ではない。 戦国無双2(猛将伝)の長宗我部元親は、豊臣秀吉の配下になった後のストーリーとなっている。 史実の長宗我部元親は四国の諸勢力を撃破し、四国統一を成し遂げたが、その後に豊臣秀吉の進攻を受けて降伏した後は、全く良いところがなかった。 豊臣秀吉の命令で九州の島津家を攻めるが、仙石秀久のわがままに付き合わされて大敗し、将来を嘱望されていた長男の「長宗我部信親」を失ってしまう。 長男を失った長宗我部元親の悲しみは大きく、さらに長宗我部家の跡継ぎに溺愛していた四男を指名しようとして家臣からの反対にあい、反対派の家臣を粛正。 これにより長宗我部家の家中は不穏なものとなってしまい、以後の衰退の原因となってしまう。 豊臣家が北条家を攻めた戦いには水軍を率いて参加するが、「関ヶ原の戦い」の少し前に病死した。 後を継いだ四男の長宗我部盛親は「関ヶ原の戦い」で東軍・徳川方に参加しようとするが、東軍との合流に失敗して西軍に付くことになってしまい、やる気のないまま退却。 おまけに徳川家との関係を強めようとしていた兄を謀殺してしまい、怒った徳川家康の命令で長宗我部家は取り潰され、滅亡してしまった。 戦国無双2の長宗我部元親のストーリーは、九州・島津攻めで擬退戦術「釣り野伏」に引っかかり、信親を戦死させてしまうところまでは史実通りだ。 ここからは史実とは違う展開になるのだが、史実を知っていれば、その後の長宗我部元親のストーリーやセリフの意味などを理解することが出来るだろう。 長宗我部元親については こちら や こちら も参考にして欲しい。 |
4武器入手方法: | 杭瀬川の戦い。 開始から10分以内に、東軍の退却路を封鎖し、さらに援軍に訪れる武将(佐々木小次郎、服部半蔵、本多忠勝、稲姫)を全て撃破する。 東の広場に箱が出現。 |
5武器入手方法: | 外伝・信長四国討伐。 開始から4分以内に、北大筒砦を制圧(羽柴秀吉を撃破)し、さらに150人撃破する。 マップ一番右の中央付近に箱が出現。 |
(猛将伝2) |
ガラシャ 明智家→細川家 魔法!? 「輝」 (戦国無双2・猛将伝で登場) 悲劇のキリシタンとして世界的に有名な、明智光秀の娘。 本名は「明智 玉」および「玉子」。 一般には「細川ガラシャ」という名で呼ばれている。 織田信長の薦めで戦国武将・細川藤孝の子「細川忠興」の妻となるが、父である明智光秀が「本能寺の変」を起こして織田信長を討ったことから「反逆者の娘」として幽閉されることになる。 その後、キリスト教と出会って信仰を拠り所にしたが、今度は豊臣秀吉がキリスト教を禁止、それでも信仰したことで夫から怒りの迫害も受けた。 加えて「関ヶ原の戦い」が起こり、夫の細川忠興が東軍に付く事になったため、彼女は西軍の大将だった石田三成によって人質にされそうになり、それを拒んで死を選ぶ。 まさに不幸てんこ盛りの人生である。 が・・・ 戦国無双のガラシャは、そんな不幸はまるで感じられない「魔法少女」になっている! ついに戦国無双、魔法少女にまで手を出してしまったか・・・ でもキリシタンであったので、西洋魔法っぽいのが武器なのは、一応史実を元にしていると見るべきか? ストーリーも戦国無双2のものは完全に架空の話となっており、世間知らずで元気いっぱいのお姫様が諸国を旅する物語になっている。 お姫様に振り回される「おじい」役は、なぜか雑賀孫市が努める。 父親の明智光秀に出会っても、ちょっとした会話があるだけだ。 一応、最終ステージだけ史実を元にしているが、ワザと史実を避けているような雰囲気もある・・・ ガラシャと言えば「キリスト教」だが、ゲーム中ではキリストのキの字も出ない。 ただ、戦国無双は2以降、本願寺・一向宗勢力が単なる「一揆衆」になっているなど、既存の宗教は全く出て来なくなっている。 既存の宗教団体から文句でも言われたんだろうか? ガラシャはキリシタンになった後、キリスト教を嫌う夫と離婚しようとしたが、宣教師に説得されて思いとどまり、乱暴で嫉妬深い夫を最後まで信じようとした。 彼女の死後、それを深く悲しんだ夫の細川忠興は、自ら教会にキリスト教式の葬儀を行うよう頼んだと言う。 この話が後に宣教師によってヨーロッパに伝わり、「気丈な貴婦人」という名のオペラとなって、欧州各地の劇場で上演されるようになった。 そのため彼女の名は当時、日本よりもヨーロッパの方で広く知られていたと言う。 |
4武器入手方法: | 大阪湾の戦い。 開始から10分以内に、南の船を制圧し、兵糧輸送部隊の護衛を完了する。 輸送を担当する毛利輝元の移動ルートを覚えておき、ルート上を先行して敵を全て撃破していく必要がある。 敵本陣の東側の門近くに箱が出現。 |
5武器入手方法: | 雑賀攻め。 開始から8分以内に、「敵の第三陣進軍開始」を発生させる。 (羽柴秀吉・羽柴秀長を撃破→筒井順慶・丹羽長秀を撃破→前田利家・堀秀政・佐々成政を撃破) 中央の村の東門から出て、北に少し行ったところに箱が出現。 |
(猛将伝2) |
佐々木 小次郎 剣術家 長刀 「燕」 (戦国無双2・猛将伝で登場) 「巌流島」で宮本武蔵と決闘した、長刀を操る剣術家。 「物干し竿」と呼ばれた非常に長い刀を使い、一撃必殺の秘剣「つばめ返し」という技で敵を倒す最強を誇った剣士だったが、宮本武蔵と1対1の決闘を行って敗れ、敗死した。 一般にこの決闘は、遅刻してきた宮本武蔵が小次郎を挑発し、イライラして冷静さを失っている小次郎の頭を船のオールを削って作った木刀で一撃、小次郎は死んだと語られている。 戦国無双では2の頃から固有モデルの敵キャラクターとして登場していたが、猛将伝でプレイヤーが使用可能なキャラに昇格した。 さて、そんな「佐々木小次郎」という人物の実像が、どうだったのかと言うと・・・ 実は、ぜんぜんよく解っていない。 単に「宮本武蔵のライバル」という事で有名になった人なので、詳しいことが伝わっていないのだ。 出身地は北九州だと言われているが、諸説あって不明。 剣術は越前(福井県)を中心に広まっていた剣術「中条流」を学んだようで、同じ中条流の剣術家である前田家の剣術指南役「富田重政」をも超える腕前を持っていたというが、これにも諸説あるようだ。 師匠は北条家の剣術指南役「鐘捲自斎」という人だったと言われている。 性格に問題があって、豊臣家の重臣が彼を召し抱えようとしたとき、豊臣秀吉が「アイツだけはやめとけ」と言ったというエピソードがあるが、これも秀吉と小次郎が生きていた年代が合わないのでホントかどうかは不明。 その後、「巌流」という流派を創始し、細川ガラシャの夫であった「細川忠興」の細川家に仕官。 そして宮本武蔵と決闘をするが、その原因は双方の弟子が互いの師匠のどっちが強いかで揉めたためだと言われている。 だが、最近出て来た信憑性が高いと言われる資料から、小次郎暗殺の陰謀だったという説も出て来ている。 細川家の中で小次郎の勢力が拡大したため、何者かがそれを嫌い、ちょうど武蔵と決闘が行われることになったのを利用して、小次郎を殺してしまったというものだ。 その記録によると、武蔵と小次郎は普通に決闘を行ったが、あくまで腕比べの決闘であったためトドメは刺さず、その後に小次郎は息を吹き返したという。 しかしそこに武蔵の弟子(?)らしき集団が現れて小次郎を襲撃、そのまま殺してしまった。 怒った小次郎の弟子達が今度は武蔵を襲撃しようとし、武蔵は九州へ逃れたという。 とにかく明確な資料が少ないので、実態はよく解らない。 戦国無双2ではやたら人を斬りたがるアブナイ変人になっているが・・・ 実像が不明である以上、どういう描かれ方でもアリだろう。 資料が少ない分、アレンジしやすい人物であるとも言える。 |
4武器入手方法: | 京洛動乱。 開始から10分以内に宮本武蔵を登場させる。 加えて、300人斬りを達成する。 徳川軍の護衛を成功させた後、マップで光っている牢人を撃破→秀頼が出現したら撃破→マップ右下に移動で達成。 加藤清正や真田幸村は後回しで構わない。 マップ中央のやや北の辺りに箱が出現。 |
5武器入手方法: | 外伝・天正御前仕合乱入。 開始から13分以内に、織田信長を登場させ、500人斬りも達成する。 信長は中央の敵武将撃破→南に行きガラシャ撃破→秀吉撃破→柴田勝家撃破→再度秀吉と柴田勝家撃破で登場する。 マップ中央付近に箱が出現。 |
(猛将伝2) |
柴田 勝家 織田家→柴田家 二丁斧 「割」 (戦国無双2・猛将伝で登場) 織田信長の配下の猛将。 織田家の家臣団の筆頭である。 信長に忠実に仕えた実直な武者であり、知略よりも武勇によって敵を倒す猛将といったイメージだ。 戦国無双2・猛将伝でも「斧」を武器にしていて、ますます「腕力バカのオヤジ」なデザインになっている。 織田家の重臣ではあるが、派手な作戦を行ったり奇策を弄することがないため、正直言って地味で、歴史モノのドラマや小説でもほとんど脇役やチョイ役といった役どころだ。 宣教師ルイス・フロイスの記録には「勇敢な将軍にして全生涯を武道に委ねた」と書かれている。 彼の部隊の突撃の威力は織田家の中でも随一であり、「かかれ柴田」「鬼柴田」「瓶割り柴田」などの多くの異名で呼ばれ、その勇名は諸国に轟いていた。 だが、秀吉とは仲が悪く、お調子者でご機嫌取りの秀吉の事を良く思っていなかったようだ。 また、交渉ごとなどが得意でなかったため、手柄の上でも後に秀吉や明智光秀に後れを取ることになる。 それでも忠実だった柴田勝家を織田信長は信頼し、秀吉や光秀よりも多くの領地を与えていた。 「彼ならば裏切らない」という考えが、信長にあったのかも知れない。 しかし信長の死後、その実直さは裏目に出る。 織田家の跡継ぎを決めた「清洲会議」で柴田勝家の主張は通らず、秀吉との対立が決定的になった後の交渉戦でも後れを取った。 秀吉軍と戦った「賤ヶ岳の戦い」でも、配下の命令無視や前田利家の離脱などがあり、敗れる事になる。 戦国無双2・猛将伝では、「死に場所を求める武者」というようなストーリーになっている。 前田利家に次世代を託すようなシーンがあるが、実際、柴田勝家は前田利家が離脱した際、人質として預かっていた前田利家の娘を、護衛を付けて送り返している。 賤ヶ岳の戦いの半年前、未亡人となっていたお市を嫁に貰っているが、そのお市は半年しか過ごしていない柴田勝家と運命を共にした。 実際は、人間味に溢れた人物だったのかも知れない。 柴田勝家については こちら も参考にして欲しい。 |
4武器入手方法: | 桶狭間の戦い。 開始から10分以内に奇襲を成功させ、400人斬りも達成する。 砦を防衛しつつ敵将を3人以下(義元含む)にして飯尾乗連を撃破し、農民の護衛に成功すれば奇襲成功。 マップ右の砦に箱が出現。 |
5武器入手方法: | 賤ヶ岳の戦い。 開始から10分以内に味方を寝返らせずに4つの砦を制圧し、300人斬りも達成する。 味方の寝返りは毛受勝照が敗走すると発生する。 4つの砦の中央に箱が出現。 |
(猛将伝1) |
今川 義元 今川家 太刀と蹴鞠 「貴」 織田信長 に倒された、戦国最大の引き立て役「今川義元」である・・・ 今川家は駿河・遠江(現在の静岡県一帯)を支配した戦国大名で、戦国時代初期に最も大きな勢力を持ち、天下に一番近いと言われていた人物だった。 だが、圧倒的な大軍を率いて上洛(京都への進軍)をしていた途中、織田信長の少数の兵の奇襲を受け、そのまま討ち取られてしまった。 これは信長が戦国時代にその名を轟かせた戦いであると同時に、今川義元のダメっぷりを物語るお話でもある。 おまけに今川義元は京風の化粧をして歯に「お歯黒」を塗った、超デブなおじゃる丸という風貌で伝えられており、ますます「やられ役」丸出しだ。 だが、これは後世になって大げさに創作されたものであり、京文化を好み、太っていた事は確かなようだが、お歯黒とか化粧とかは後で勝手に付けられたものとも言われている。 実際の義元は「海道一の弓取り」と言われた武勇の持ち主であり、さらに先進的な政策によって駿河・遠江の国を大きく発展させた、優れた政治家でもあった。 今川家と今川義元の詳細は こちら や こちら も参考にして欲しい。 戦国無双の今川義元は・・・ なんというか・・・ ある意味、正しい(汗 顔に「おしろい」を塗ったバカ殿 丸出しな顔、勇ましさのかけらもない公家服、戦場のど真ん中で蹴鞠を楽しむアクション。 その全てが素晴らしく「イロモノ」であり、固定ファンが付く事は間違いない。 蹴鞠が武器なのは、息子であり今川家の跡継ぎである「今川氏真」が蹴鞠の名人であり、信長に「蹴鞠の妙技」を披露した話があることから来ているのだろう。 まあ、今川義元自身も京文化を好んでいたし、蹴鞠もやっていたはずだ。 その妙技で目指せワールドカップ! まずは予選突破だ!? |
(猛将伝2) |
今川 義元 今川家 太刀と蹴鞠 「趣」 (戦国無双2・猛将伝で登場) 戦国のおじゃる丸、猛将伝2で再び登場! 戦国無双2で一度存在自体が消滅したが、2の猛将伝で帰ってきた。 なんだか猛将伝専用キャラって感じである。 服が金糸入りで豪奢になったが、白い顔に短足寸胴のデブキャラという風貌はそのままだ。 ストーリーは「蹴鞠仲間を探す」というワケの解らない物語になっており、戦場で「死んだフリ」をするアクションなど、イロモノ路線を突っ走りまくっている。 まあ、猛将伝2では音波攻撃や魔法攻撃まで出て来てしまったので、かなりイロモノ爆発してないと存在感がなくなってしまいそうだ。 実際、今川義元の攻撃アクションはメインの武器が刀なので、わりとノーマルである。 見た目のアヤシサで勝負しないと次回作での出場が危ぶまれそうだ。 なお、蹴鞠は平安時代は貴族の遊びとして流行したが、鎌倉時代以降は武士も盛んに行っていた。 老若男女の区別もなく、江戸時代にはいると一般庶民も盛んに蹴鞠で遊ぶようになった。 織田信長も京都にいるときはよく蹴鞠をやっていたようだ。 なので、戦国時代に武士がみんなで蹴鞠を楽しむというのは、実は普通のことである。 |
4武器入手方法: | 川中島の戦い。 山本勘助が健在で、敵の援軍(直江景綱・山本寺定長・村上義清・北条高広)を出現から6分以内に撃破する。 マップ北に箱が出現。 |
5武器入手方法: | 外伝・桶狭間の戦い。 開始から11分以内に、信長を本陣に出現させる。 (丹下砦に入り信長を出現させる→柴田勝家・前田利家・織田信長を撃破→寝返った徳川家康を撃破→信長が本陣に登場) 善照寺砦の北に箱が出現。 |
【戦国無双2・猛将伝、おまけ】 傭兵演舞で、チョイ役として登場する室町幕府将軍。 どう見ても 信On の「足利義輝」。 次回作で登場の布石・・・? |
(戦国無双2) |
石田 三成 豊臣家・西軍 扇 「義」 |
4武器入手方法: | 外伝・江戸の陣。 全ミッションクリア+安国寺恵瓊を救出し、小天守の2階に上っていない状態で天守奥の封鎖メッセージを見る。 天守と小天守の渡り廊下に箱が出現。 |
5武器入手方法: | 小牧長久手の戦い。 「別働隊を救援せよ」のミッションを成功させ、岩崎城も制圧する。 さらに、開始から8分以内に服部半蔵・本多忠勝・稲姫を撃破し、150人斬りも達成する。 マップ一番左の中央に箱が出現。 |
(戦国無双2) |
徳川 家康 徳川家・東軍 槍+大砲 「将」 (最初から登場) 「関ヶ原の戦い」における東軍の総大将。 言わずと知れた「徳川幕府」の創設者にして、「江戸時代」の創始者である。 徳川家康 自体は戦国無双(1)&猛将伝の時から固有モデルのキャラクターとして存在していたが、敵として登場するのみだった。 戦国無双2ではプレイヤーキャラに昇格し、そのためかブサイク丸出しだった顔も大幅矯正、ナイスミドルに変貌した。 頭に付いてる棒は「大釘」の兜飾りであり、避雷針やアンテナとかではない。 徳川家康が265年に及ぶ江戸時代を造り出せたのは、太平の世を築くという明確な目標・計画があったからだろう。 彼の目標は「天下統一」ではなく、あくまで「太平の世」であり、関ヶ原前後のその行動は長期安定政権を築くための計画に基づいていると言える。 徳川家康については こちら も参考にして欲しい。 戦国無双2では、なんと槍の中に大砲が仕込まれている! しかもこの大砲、拡散バズーカとかメガ粒子砲まで撃てる。 凄すぎる。 無双2の家康の武器が大砲になっているのは、「大坂の陣」で大阪城にドカドカ大砲を撃ち込みまくったからだろう。 だが、この大砲は大阪城にダメージを与えるためのものではなかった。 城の中にいる豊臣家の権力者「淀君」をビビらせるためだ。 豊臣家の跡継ぎ「豊臣秀頼」の母として豊臣家の実権を握っていた淀君だが、所詮は女性、日夜撃ち込まれる大砲に脅えまくってしまう。 そのため真田幸村などの大阪城の将兵は、篭城側でありながら、早期決着を余儀なくされてしまった。 家康の大砲は城ではなく、心を攻めた訳だ。 |
4武器入手方法: | 関ヶ原の戦い。 寝返りイベントを発生させず、全敵武将を自分で撃破。 北西の詰所から荷駄頭出現、南へ移動。 |
5武器入手方法: | 外伝・上杉征伐。 開始から12分以内に南東砦の制圧、西砦の制圧、直江兼続と前田慶次の撃破を行う。 マップ中央やや東に箱が出現。 |
(戦国無双2) |
浅井 長政 浅井家 錐矛(ランス) 「仁」 (お市クリアで出現) 前作の時から要望の多かった浅井長政、プレイヤーキャラに昇格! 浅井長政も徳川家康と同じく、戦国無双1の時から固有モデルのキャラクターとして登場していたが、1の時は敵として登場するのみだった。 戦国無双2では浅井家と織田家の戦いも主要な時代背景の一つとなっており、浅井長政の登場の場も増えている。 武器はなんとランス・・・ 西洋の馬上槍だ。 これは「姫(お市)を守る騎士」という事なんだろうか・・・? 確かに騎士道精神の溢れてそうな性格ではある。 浅井家は彼が当主になる前から、隣国の朝倉家と協力関係にあった。 浅井家は長政の祖父の代から「六角家」という大名家と戦いを続けていたが、浅井家単独では対抗できなかったため、朝倉家に支援と仲介を要請したのだ。 だが、浅井長政が織田信長の妹「お市」と結婚して織田家と同盟後、朝倉家は織田家の要望を無視し始め、織田家と朝倉家は対立するようになる。 旧来の盟友・朝倉家を取るか、新しい同盟国・織田家を取るかで板挟みにあった彼は、昔からの恩義を重んじて「朝倉家」を選んだ。 だが、そのために時代の覇者・織田信長の苛烈な進攻を受けることになり、一方で朝倉家の当主「朝倉義景」は全然頼りにならず、滅亡に向かう事となる。 浅井家の詳細は こちら や こちら でも解説している。 戦国無双2でも、朝倉家に足を引っ張られまくるストーリーが展開される。 強い敵より弱い味方の方が恐ろしい事を、存分に実感させてくれる戦いだ。 おかげで浅井長政やお市のステージは、他のキャラのステージと比べるとやや難易度が高い。 肝心なところで期待を裏切ってくれる(ある意味、期待通りにしてくれる)朝倉軍には、常に注意しておこう。 |
4武器入手方法: | 小谷城防衛戦。 地蔵山(北西の砦)を攻略後、磯野・阿閉・海北が健在の状態で、蘭丸・堀・可児・援軍以外の織田軍武将を全て撃破。 左中央の詰所から荷駄頭出現。 |
5武器入手方法: | 金ヶ崎の戦い。 開始から8分以内に火計を発動させる。 加えて、300人斬りも達成する。 火計はマップ北に進入後、磯野員昌を目的地まで護衛することで発動。 マップ左の中央付近に箱が出現。 |
(戦国無双2) |
島 左近 筒井家→浪人→豊臣家・西軍 大刀 「闘」 (石田三成クリアで出現) 関ヶ原の戦いの西軍大将「石田三成」の懐刀、戦国無双2から参戦。 大刀を振るうナイスミドルなシブ系キャラとなっている。 戦国無双では猛将というよりも、どちらかというと知将というイメージのようだ。 元々は大和の国(現在の奈良県)にあった大名家「筒井家」に仕えていた武将であり、その頃から武略が評判になっていた。 滅亡寸前の筒井家を支えて戦国の謀将「松永久秀」と戦い、筒井家の勢力を盛り返す原動力になったと言われている。 だが、筒井家 の跡継ぎと不仲になってしまい、出奔して浪人となった。 その後、彼の噂を聞いていた石田三成から破格の待遇で召抱えられる。 石田三成はこの時、自分の領地の半分を島左近に与えようとしたと言われており、その申し出に感動した左近は以後、三成の片腕となった。 そして「関ヶ原の戦い」の前日、徳川家康の到着によって動揺する西軍の将兵の士気を高めるため、東軍の部隊を「杭瀬川」という場所で誘い出し、これを包囲殲滅する。 だが、関ヶ原の戦いの本戦では、開戦から間もないうちに東軍の黒田長政隊の銃撃をまともに受けて重傷、本陣に担ぎ込まれてしまった。 その後の島左近がどうなったのかは、不明である。 応急処置をした後で戦場に復帰、獅子奮迅の戦いぶりを見せ、東軍の兵士はあまりの恐ろしさにそれを直視できなかったと言われているが、そのまま戦場に散ったのか、それともどこかに落ち延びたのか、定かではない。 本多忠勝は「家康に過ぎたる者」と言われていたが、島左近は「石田三成に過ぎたる者」と言われていた。 関ヶ原では実現できなかった過ぎたる者対決は、戦国無双では実現可能だ。 島左近の詳細については こちら も参考にして欲しい。 |
4武器入手方法: | 関ヶ原の戦い。 小早川秀秋の寝返りを阻止+味方が全員健在+全敵武将の撃破。 南中央の拠点から荷駄頭出現、西に移動。 |
5武器入手方法: | 外伝・三方原の戦い。 開始から15分以内に服部半蔵・本多忠勝・柴田勝家・羽柴秀吉・明智光秀を撃破。 マップ左下の詰所から北に行ったところに箱が出現。 |
(戦国無双2) |
島津 義弘 島津家(西軍→徳川陣営) 大槌(ハンマー) 「砕」 (立花闇千代クリアで出現) 九州薩摩の戦国大名「島津家」の当主。 薩摩隼人の代名詞。 デカいハンマーをブン回す、ごっついオヤジキャラになっている。 島津義弘は「戦国無双」でも「戦国BASARA」でも「天下人」でもごっついオヤジキャラなのだが、ゲーム業界には「島津はごついオヤジ」という暗黙の了解でもあるのだろうか? 若い頃から剛勇で知られ、南九州の敵対勢力を撃破して勢力を拡大、北九州を支配する「大友家」との決戦にも勝利し、九州の戦国時代を勝ち抜いた。 九州の統一は大友家の援軍に訪れた「豊臣秀吉」の軍勢によって阻まれるが、その後も活躍を続け、特に朝鮮出兵では20倍以上の敵軍を撃破、朝鮮兵に「鬼石曼子(鬼シマヅ)」と呼ばれるほどの活躍を見せた上に、撤退時には朝鮮軍の名将「李舜臣」も討ち取っている。 「関ヶ原の戦い」では西軍として参加し、徳川軍のど真ん中を中央突破する苛烈な突撃を見せた。 島津義弘については こちら や こちら も見て欲しい。 だが、「関ヶ原の戦い」における島津義弘の立場は微妙なものだった。 朝鮮出兵の後、島津家はその戦費のために財政が困窮し、おまけに家臣同士の対立から内乱も発生、ピンチに陥ってしまう。 しかし徳川家康の支援によってこの危機を乗り切り、その際に家康から「京都で何かあった時は協力して欲しい」と頼まれた。 そのため石田三成と徳川家康の対立が激化すると、島津義弘は徳川家に味方するために出陣する。 だが、財政が火の車だったのと、その対立がそんなに大きな戦いに繋がるとは思っていなかったため、少数の兵士しか率いていなかった。 京都に到着後、島津義弘は石田三成の西軍に包囲されている徳川家の武将「鳥居元忠」に味方しようとする。 ところが鳥居元忠はこの救援を拒否、それでもムリヤリ島津軍が味方しようとすると、鉄砲まで撃ってきた。 鳥居元忠は時間稼ぎのための「捨て駒」として戦っていたため、それに島津軍を巻き込みたくなかったようだが、徳川側での連絡不足もあったようだ。 このため島津義弘はどちらにも味方できないまま西軍に取り囲まれてしまい、孤立してしまう。 その後、石田三成の説得を受けて西軍への参加を決意し、大きな歓迎を受けるのだが、少数の兵しか率いていない島津義弘に対する石田三成の態度は尊大なものだったようで、島津側 で提案した作戦もことごとく却下されてしまう。 そんな状態で「関ヶ原の戦い」が始まってしまった。 この戦いで島津軍は西軍として奮戦するが、石田三成の進軍要請は拒否し、西軍の劣勢が決すると徳川軍に苛烈な突撃を見せるが、徳川本陣は攻めずそのまま戦場を離脱して、九州に帰ってしまった。 これらの島津軍の行動は、関ヶ原における島津義弘の難しい立場を表していたと言える。 |
4武器入手方法: | 関ヶ原突破戦。 立花闇千代の救出ミッション(マップ北西付近に行くと発生)を出す前に石田三成と島左近の救出を行う+全敵武将を自分で撃破。 北西の詰所から荷駄頭が出現、南に移動。 |
5武器入手方法: | 九州征伐。 開始から7分以内に「釣り野伏」を2回とも成功させて立花闇千代を撃破し、さらに300人斬りする。 間欠泉の北に箱が出現。 |
(戦国無双2) |
立花 闇千代 立花家(大友家配下→独立・西軍) 刀 「迅」 (最初から登場) 闇(ぎん)の字が出にくい人。 戦国アクションには初登場の女性キャラだ。 戦国時代を通して北九州に大きな勢力を持っていた「大友家」の配下の名家「立花家」の女当主である。 彼女の父「立花道雪」は大友家の家臣として毛利家や島津家と戦った九州の名将だ。 若い頃に雷に打たれて下半身不随の身となるが、雷を切ったという刀「雷切」を振るって輿に乗って陣頭で指揮を取り、「雷の化身」や「雷神」とも称された勇将で、西国を代表する武将として名を上げていた。 だが、そんな立花道雪には跡継ぎとなる息子がいなかった。 そのため仕方なく、まだ6才の娘「闇千代」を立花家の当主に指名する。 おかげで闇千代は幼い頃から立花家の当主になるべく育てられており、かなり男勝りで激しい気性の姫になってしまったという。 後年、名将「立花宗茂」と結婚するが、彼女の性格が災いし、夫婦仲は最悪だったらしい。 戦国無双の彼女は、そのストーリーから夫の「立花宗茂」と合わせた形になっているようだ。 立花宗茂(元の名は高橋統虎)は九州の名将である「高橋紹運」の子であり、立花道雪に懇願されて立花家に婿入りした。 島津家との戦いでは巧みな用兵で島津軍の本陣を奇襲、大きな被害を与えて島津軍を撤退させ、援軍の豊臣軍が到来する時間を稼いだ。 その後も秀吉の配下として大きな活躍を見せ「東の本多忠勝、西の立花宗茂」と称されて西国を代表する武将となる。 「関ヶ原の戦い」では秀吉の恩義に応えるため西軍として参戦、関ヶ原とは別方面の城攻めで勝利を収めていたが、関ヶ原の本戦で西軍が敗れたために撤退。 この時、同じ西軍として戦った島津義弘と帰路を共にした。 その後は浪人となったが、その才能が惜しまれ、後に大名として復帰している。 立花闇千代が戦国無双のプレイヤーキャラに選ばれたのは意外だが、戦国時代に実際には存在しなかった「女性武将」に最も近かったのは誰か? という話になると、それに一番に該当するのは彼女だろう。 なので、女性武将を増やすという点で考えると、妥当な人選ではある。 立花闇千代と立花宗茂については こちら も参考にして欲しい。 |
4武器入手方法: | 九州征伐。 敵本陣で再登場する島津兄弟を、家久→歳久→義弘の順に自分で撃破。 鶴賀城すぐ北の拠点に荷駄頭出現、西に移動。 |
5武器入手方法: | 島津追撃戦。 大筒の発射から5分以内に砲撃を阻止する。 加えて、300人斬りを達成する。 マップ北中央の詰所前に箱が出現。 |
(戦国無双2) |
直江 兼続 上杉家・西軍 剣+呪札 「知」 |
4武器入手方法: | 外伝・上杉征伐。 味方を敗走させずに本多忠勝・服部半蔵・稲姫を撃破。 中央の北西の詰所から荷駄頭出現、北東に移動。 |
5武器入手方法: | 長谷堂の戦い。 開始から12分以内に水原親憲・志駄義秀・春日元忠が健在の状態で第四関所を突破し、最上義光が再登場して、さらに300人斬りを達成していると出現。 第五関所前の広場の右側の通路の先に箱が現れる。 |
(戦国無双2) |
ねね 織田家→豊臣家→徳川陣営・東軍 飛刀(苦無) 「護」 (豊臣秀吉クリアで出現。 石田三成→豊臣秀吉→ねね) 豊臣秀吉の奥さん。 なんと戦国無双では女忍者(くのいち)として登場!? 気さくな人柄で織田信長や前田利家など、多くの織田家の武将とも交流があった人だ。 政治的なセンスにも長けており、武将たちのトラブルの仲裁なども行っている。 織田軍が上杉謙信と戦って大敗した「手取川の戦い」の際、秀吉は勝手に退却して信長を激怒させるのだが、その信長と交渉して怒りを沈めたのも ねね だと言う。 もちろん史実では戦場で刃物を振り回すような事はしておらず、戦国無双でプレイヤーキャラになったのはちょっと意外だが・・・ ただ、彼女は「関ヶ原の戦い」が起こった過程に関わっており、戦国無双2では関ヶ原が舞台背景にあるため、その点を考えると妥当な人選ではある。 彼女と秀吉の間に子供は出来なかったが、石田三成・福島正則・加藤清正など多くの豊臣家の武将の育成を行っており、彼らの母親代わりでもあった。 秀吉の死後も「高台院」と呼ばれ、高い地位にあったのだが・・・ 浅井長政とお市の娘で、豊臣秀吉の側室となっていた「淀君」が、豊臣家の跡継ぎである「豊臣秀頼」を生んで権力を持つようになる。 そして、その淀君にとって ねね は「目の上のたんこぶ」のような存在だったらしく、次第に双方は対立するようになった。 淀君は仲の良かった ねね と豊臣秀頼を遠ざけ、「嫌がらせ」とも思えるような行動を ねね に取る事も多かったと言われている。 そのため大阪城に居づらくなった ねね は、トラブルを避ける理由もあり自ら大阪城を退去するのだが、この行動は ねね を慕う武将にとっては「淀君が ねね をいじめて大阪城から追い出した」ように見えた。 そのため、石田三成と対立していた武将は「淀君許せん! 淀君に取り入っている石田三成はもっと許せん!」となってしまう。 実際の所、ねねと淀君の確執に石田三成は直接関係ないのだが、石田三成は淀君と豊臣秀頼を擁護する立場にあり、両者が大阪城にいる間にこの問題を解決できなかったのは三成の失策だったとも言える。 しかも、大阪城を出たねねを徳川家康が保護したため、家康は「豊臣秀吉の正妻を保護している」という大義名分も得る事になった。 関ヶ原の戦いの前にはねね自身も、各地の大名や武将に東軍に付くよう要請する手紙を出している。 戦国無双2では、見た目は若いが、多くの武将の「母親」という感じのセリフがかなり多い。 また、攻撃のモーションが戦国無双1の「くのいち」に似ている。 今回は「くのいち」がいないので、その代わりという感じだろうか? 分身したり、他のキャラに変身する術を使うなど、かなり「遊び」が入ってるキャラクターで、とりあえず使ってて楽しい。 ねねについては こちら も参考にして欲しい。 |
4武器入手方法: | 小牧長久手の戦い。 岩崎城を制圧後、岩崎城を陥落させずに服部半蔵の本陣侵入を阻止する。 中央広場の西の詰所に荷駄頭が出現、東に移動。 |
5武器入手方法: | 小田原城攻略戦。 開始から10分以内に300人斬りを達成。 また天梯車を一度も破壊されずに設置する。 マップ左上の広場に箱が出現。 |
(戦国無双2) |
風魔 小太郎 北条家→盗賊 篭手(?) 「疾」 (最初から登場) 戦国時代に関東一帯を支配した大名家「北条家」に仕えたと言う忍者軍団「風魔党」の頭領。 名前がコワモテで「魔」とか入ってるためか、戦国無双では完全に人間離れしていて、見た目だけでなくセリフや行動も常人には理解不能な変人設定だ。 だが、史実でも「風魔小太郎」は身長2メートル以上、目や口が裂け、牙が生えていて、筋肉がコブの様に盛り上がっていると伝えられていたため、実際に怪物じみていると恐れられていた事は確かである。 「風魔」のルーツは正確には不明だが、元々は定住せず、山野を移動しながら狩猟や採集、略奪などをして生活しており、また「独特の馬術」を持っていたと言う。 それらの特徴から、大陸から来た遊牧民の末裔ではないか、という説もある。 そして、その独特な馬術を戦国時代の北条家の初代「北条早雲」に見出され、忍者としてスカウトされた。 こうした経歴を持つため、伊賀や甲賀の忍者とは全く異なる特徴を持つ。 諜報活動なども行っていたようだが、合戦では一部隊としてゲリラ戦を展開している事が多く、夜襲や放火・略奪などで敵軍を翻弄した。 発情期の牝馬を集めて武田騎馬軍団に放ち、大混乱させたという記録もあるようで、これも「独特の馬術」を持っていた風魔らしい話だ。 北条家の滅亡後は、風魔党 は江戸の町を荒らしまわる盗賊団と化した。 略奪や強盗を繰り返して徳川幕府を悩ましていたのだが、甲州にも同様に忍者出身の盗賊団がいて、これと対立。 その結果、甲州の高坂甚内という人物に密告されて捕まり、処刑された。 風魔小太郎については こちら も参考にして欲しい。 |
4武器入手方法: | 外伝・小田原城防衛戦。 全ミッションの成功。大手門の防衛、天悌車の破壊、北条氏照の救援、小笠原康広の護衛、天守の爆破阻止、北条氏政の救援。 小田原城の一階に箱が出現。 |
5武器入手方法: | 風魔叛逆。 開始から6分以内に出丸の砲撃を止め、さらに味方武将を敗走させずに400人斬りを達成する。 城の東門の側に箱が出現。 |
(戦国無双2) |
宮本 武蔵 剣術家(浪人) 二刀流 「斬」 (森蘭丸と阿国をのぞく全キャラクターを出現させると登場) 日本で最も有名な剣士にして二刀流の剣術家「宮本武蔵」戦国無双に登場! 出現条件はおまけキャラ以外の全てのキャラクターを出現させなければならないという厳しいものだが、ラストらしい強さを見せてくれる。 本当は戦国武将ではないのだが、戦国時代の後期に活躍した人物である事は確かであり、関ヶ原の戦いや大坂の陣にも参戦したと言われている。 宮本武蔵の前半生は、正確には不明だ。 定説および物語としては、幼い頃から剣術をたしなみ、13才で最初の決闘に勝利し、その後も幾多の剣術家と勝負を重ねて無敗を誇ったという。 「関ヶ原の戦い」では西軍の宇喜多秀家軍に参加していたと言われているが、この時は目立った活躍はしていない。 その後、名を上げるために京都で著名な剣術流派「吉岡一門」の師範たちと戦って蹴散らし、さらに宝蔵院流槍術の創始者・宝蔵院胤栄の弟子「奥蔵院」や、鎖鎌の使い手「宍戸梅軒」などと対決して、剣術の秘伝を高めると共に、二本の刀を使って戦う「二刀流」を開眼する。 そして武蔵が29才の時、武蔵と同じく名うての無敗の剣術家「佐々木小次郎」と「巌流島」で対決する事となり、これに勝利した。 この佐々木小次郎との対決を持って、武者修行の旅を終えたと言う。 その後は本多忠勝の孫「本多忠刻」や、細川忠興の子「細川忠利」などに仕え、晩年に剣術と兵法の奥義を記した「五輪書」を執筆した。 また、「大坂の陣」や「島原の乱」にも参陣している。 戦国無双2の「大坂の陣」では、武蔵は豊臣側として登場する。 大坂の陣では豊臣側に多くの浪人やかぶき者が参加していたため、その一人として扱われているようだが、実際には大坂の陣の時、宮本武蔵は徳川軍の武将「水野勝成」の部隊の一員として参加していたという。 この水野勝成は真田幸村の部隊と激突しているため、宮本武蔵も戦場で幸村軍と戦っていたかもしれない。 |
4武器入手方法: | 京洛動乱。 徳川家康を逃走前に撃破する。 北東やや下の拠点に荷駄頭出現、南に移動。 |
5武器入手方法: | 外伝・天正御前仕合。 佐々木小次郎の登場前に700人斬りを達成する。 小次郎は一定時間経過か、本多忠勝・島左近の撃破で登場。 マップ一番右の中央やや下あたりに箱が出現。 |
(戦国無双1) |
真田 幸村 真田家 十文字槍 「勇」 「戦国無双」の主人公的な存在。 「日本一の兵」と称えられた戦国きっての強者。 父は武田信玄に「我が両目の如し」と言われ、徳川家康の大軍を少数の兵で完膚なきまでに撃破した戦国の名将「真田昌幸」であり、祖父は武田信玄の軍師的な存在として活躍した「真田幸隆」である。 つまり「真田家」は、戦国時代において正に最強とも言える家系だった。 真田幸村は若い頃に上杉家に人質に出されており、上杉家の軍師「直江兼続」から兵法を学んだとも言われている。 その後、豊臣秀吉の配下となり、秀吉からかなり気に入られていたらしい。 秀吉の死後、西軍・豊臣側と東軍・徳川側が戦った「関ヶ原の戦い」で、父と共に西軍に味方し、関ヶ原に向かう徳川軍の別働隊を「上田城」という城で迎撃して足止めしたため、東軍の勝利後、紀伊半島にある「九度山」というお寺に流罪となった。 しかし14年後、徳川家が豊臣家を潰そうとした時、豊臣家の跡継ぎである「豊臣秀頼」に招かれて、豊臣軍の大将となる。 彼が豊臣家に招かれたのは、父の真田昌幸が「家康キラー」として名高かったからだろう。 彼はその期待に存分に応える働きを見せ、「大坂・冬の陣」で大阪城に攻め寄せる徳川軍を「真田丸」という出城で撃退、大阪城を落城の危機から救う。 その半年後、さらに徳川家が攻めてきた「大坂・夏の陣」では全身赤一色の軍勢を率いて、徳川家康の本陣に真正面から突っ込む特攻作戦を敢行。 その破壊力は凄まじく、徳川家 の部隊は次々と撃破され家康の本陣も大混乱、一時は家康も切腹する覚悟を決めた程だった。 しかし後一歩届かず、戦いの中で討ち死にする。 戦後、真田幸村の武勇は敵味方の双方で絶賛され、「真田日本一の兵、古来これほどの人物は無し」と称えられた。 そして「真田十勇士」のお話など、数々の物語が作られ、後世に語り継がれていく事になる。 戦国無双では「十文字槍」を持って戦っているが、家康の本陣に突撃した時には「村正」という名刀を振るって戦っていたという。 徳川家康はこの刀を恐れ、後に「村正帯刀禁止令」を出し、日本中の村正を集めてそれを封印した。 真田幸村については こちら も参考にして欲しい。 |
(戦国無双2) |
真田 幸村 武田家・真田家・豊臣家・西軍 十文字槍 「勇」 (最初から登場) 「戦国無双」の主人公な 幸村 は、もちろん戦国無双2にも登場する。 2でもキャラクターデザインや武器はほとんど変わっていないが、ストーリーは敗軍の中で武士の意地を通すというシブい役回りになった。 史実で真田幸村が活躍した戦いは「大坂の陣」だけなのだが、大阪の陣の主役は勝った側の徳川軍ではなく、間違いなく真田幸村だった。 だが、もともと「大阪の陣」という戦いは豊臣家の跡継ぎ「豊臣秀頼」の母であり豊臣家の実権を握っていた自信過剰な「淀君」が、無謀な計画のまま大阪城で挙兵して起こったものであり、最初から豊臣側に勝ち目があるようなものではなかった。 それでも豊臣側が善戦できたのは、まさに真田幸村などの浪人たちの活躍があったからこそだが、幸村は前面の徳川軍に加え、後方には淀君という問題も抱え、明らかに不利な状況で全国の大名を相手に戦わなければならなかった悲運の武将だった。 しかし、そんな状況でも最後まで武士の意地を通したところに、多くの人々が引き付けられているのだろう。 |
4武器入手方法: | 大阪の陣。 伊達政宗と稲姫の天守進入を阻止。 大阪城の2階に箱が出現。 |
5武器入手方法: | 上田城攻防戦。 水計を成功させた後、服部半蔵3体を出現から3分以内に全て撃破する。 水門の場所に箱が出現。 |
(戦国無双1) |
明智 光秀 織田家 刀 「閃」(戦国無双1) 織田信長の家臣だったが、「敵は本能寺にあり!」の号令の元、時代の覇王・信長に反乱を起こし、「本能寺の変」で信長を討ち果たした天下の反逆者。 しかし同じ信長の家臣である「豊臣秀吉」に破れ、天下の夢は儚く消えた。 戦国無双の公式サイトで、彼が2番目に紹介されているところが、いかにも戦国無双だなぁって感じだ。 明智光秀 の詳細については こちら も見て欲しい。 マジメだった光秀は、ジャイアンだった信長からイジメられる「戦国のいじめられっ子」なイメージが強い。 知略に富み、戦場でも常に多くの武功を立てた知勇兼備の名将だったのだが、信長の配下となった事が最大の不幸だろうか。 戦国無双の光秀はロンゲのイケメンで、何か「狙ってる」感じがする。 |
(戦国無双2) |
明智 光秀 織田家 刀 「閃」(戦国無双2) (最初から登場) 戦国無双2は戦国時代の後期、および「関ヶ原の戦い」を中心としたストーリーが主に展開されるが、それ以前に活躍した武将もちゃんと登場する。 2でも明智光秀の物語は「本能寺の変」を中心とした内容だ。 明智光秀が「本能寺の変」を起こしたことについては、よく「無謀な行動」と言われるが、光秀なりの勝算や計画もあったようだ。 本能寺の変を起こした当時、明智光秀の領地は京都や織田信長の城「安土城」に近く、それらを掌握しやすい場所にあり、京都の西に領地を持っていた「細川藤孝」、南に領地を持つ「筒井順慶」とは親密な関係で、四国を支配する大名「長宗我部家」とも交流があった。 追放された将軍「足利義昭」とも連絡を取っていたと言われている。 さらに織田家の主力を率いる武将たちは遠征中で、秀吉は中国地方の大名「毛利家」、柴田勝家は「上杉家」、滝川一益は「北条家」と対陣中だった。 織田信長の同盟者「徳川家康」も無防備な状態で京都を観光中だ。 この隙に織田信長を倒し、すばやく京都周辺や安土城を支配し、将軍の権威を使って権力を掌握すれば・・・ と考えたかもしれない。 だが実際には、信長を倒したはいいが、細川藤孝や筒井順慶は味方になってくれず、道中の橋が落とされて安土城に進むのも遅れてしまう。 徳川家康にも逃げられて、そして予想外のスピードで秀吉が京都に軍勢を率いて反転して来る。 兵に動揺が広がっている状況で準備不足のまま秀吉と戦うハメになり、ついに光秀の野望は崩れた。 だが、秀吉さえ速攻で反転して来なければ・・・ もうすこし戦国の歴史は違う展開になっていたかもしれない。 でもそれは、戦乱の世がさらに混沌とするものであっただろうが・・・ |
4武器入手方法: | 外伝・光秀天下統一戦。 味方が4人以上健在+真田幸村・前田慶次・直江兼続・柴田勝家・伊達政宗・阿国を撃破後、本多忠勝と戦闘開始する。 北中央やや右の詰所に荷駄頭出現。 |
5武器入手方法: | 山崎の戦い。 開始から5分以内に天王山を制圧し、ねねと雑賀孫市を撃破する。 天王山制圧時、石田三成はセリフが出た後で撃破すること。 マップ中央の門の南に箱が出現。 |
(戦国無双1) |
前田 慶次 織田家→上杉家 二又矛 「豪」 少年ジャンプで連載されていたマンガ「花の慶次」で一躍有名になった「かぶき者」。 「かぶき者(傾奇者)」とは派手な格好で練り歩き、異様な振る舞いとケンカ上等で行動する、今で言うヤンキーみたいなものである。 しかし彼はただのヤクザ者ではなく、一流の文化人でもあり、風雅を好み、様々な教養に精通した一流の武将であったと言う。 織田家の重臣「滝川一益」の一族で、前田家の養子となり、「前田利家」の甥っ子となった。 イタズラ好きで、前田利家を騙して水風呂に入れたりしたため、後に不仲になって出奔、浪人となって京都で奇行を繰り返して話題になった。 そんな慶次を見たいと秀吉が彼を呼んだのだが、呼ばれた彼は秀吉の前でサル踊りをし、一触即発の状態になったという。 しかしその後、秀吉が馬を褒美として与えるからと言って再度呼ぶと、今度は正装し、礼儀作法を持って現れ、居合わせた者を感心させたと言う。 前田慶次の詳細については こちら も参考にして欲しい。 「関ヶ原の戦い」の後、彼は出家して「無苦庵」と名乗っているが、「苦しみの無い庵」とは自由人だった彼らしい名前である。 マンガ「花の慶次」は「一夢庵風流記」という 前田慶次 を主人公にした小説を元に、「北斗の拳」で有名な漫画家「原哲夫」氏が描いたもので、おかげで合戦シーンの慶次はケンシロウ並みの超破壊神的な強さを誇っていた。 その影響で「信長の野望」でも前田慶次が登場するようになり、しかも武力は100。 もう、いろんな意味で有名人である・・・ 戦国無双の彼は、何と言うか・・・ すごい格好だ・・・ ライオン丸という感じの頭、ワケのわからない槍、腰の太縄、なぜか鈴。 突っ込んでるとキリがないので、この辺でやめておく。 |
(戦国無双2) |
前田 慶次 織田家→(浪人)→上杉家・西軍 二又矛 「豪」 |
4武器入手方法: | 長谷堂の戦い。 1000人斬り達成。 第一と第二の関所の間の詰所に荷駄頭出現、南方向へ移動。 |
5武器入手方法: | 外伝・天正御前仕合。 開始から10分以内に宮本武蔵・佐々木小次郎・島津義弘・伊達政宗を撃破し、真田幸村と直江兼続が敗走していなければ出現。 マップ南中央に箱が現れる。 |
(戦国無双1) |
武田 信玄 武田家 軍配 「師」 戦国史上最強と呼ばれた「武田騎馬軍団」を率いる「甲斐の虎」。 甲斐武田家の戦国大名であり、「風林火山」を旗印とした軍略家である一方、「信玄堤」と呼ばれる治水作業や街づくりで甲斐の国を発展させた民政家でもある。 上杉謙信 とはライバル関係にあり、「川中島」で5度の決戦を繰り広げた。 武田家と武田信玄、川中島の戦いの詳細は、こちら を見て欲しい。 戦国無双の武田信玄のイラストは、毛皮の付いた「諏訪法性の兜」をかぶり、軍配を持って椅子に座っている。 これは第四回・川中島の戦いの武田信玄の姿にほぼ忠実だ。 ただし・・・ あのヘンな「仮面」以外。 あの仮面はなんなんだろう・・・ 突っ込みたいけどタブーなんだろうか・・・ 赤くて仮面を付けてるので、通常の3倍のスピードで動けそうだが、残念ながら戦国無双の信玄はノロイようである。 |
(戦国無双2) |
武田 信玄 武田家 オーラ軍配 「師」 (上杉謙信クリアで出現。 真田幸村→直江兼続→上杉謙信→武田信玄) 武田信玄は戦国時代の後期に入る前に病死しているが、戦国無双2でも登場する。 仮面はついにゴールドになり、真っ赤なたてがみをなびかせる歌舞伎役者風にパワーアップした。 ダイエットしたのか前より痩せている。 武田家と言えば、戦国最強の騎馬軍団が思い起こされる。 その突撃力は他家の大きな脅威になっていたが、実際には武田信玄の存命中には騎馬軍団以外にも、様々な部隊が混成して存在していた。 信玄は結構新しい武器や部隊を編成しており、肩の強い者を集めて作った投石隊などが存在し、鉄砲の導入に関しても積極的だった。 武田信玄は鉄砲を「卑怯な武器である」と言っており、彼の子「武田勝頼」も織田信長の鉄砲隊に騎馬隊で突っ込んでボコボコに撃たれて壊滅したため、武田家といえばアンチ鉄砲なイメージがある。 しかし実は、武田信玄の存命中には部隊規模に応じた鉄砲の配備ノルマなどが存在しており、本州では織田家や雑賀衆に次ぐ多数の鉄砲を保有していたと言う。 だが、そうした信玄の用意周到さや先進性は、子の武田勝頼には受け継がれなかったようだ。 武田勝頼も優秀な将ではあったが、「長篠の戦い」において織田軍の鉄砲掃射の前に、武田の将兵を散らせる事になる。 |
4武器入手方法: | 長篠の戦い。 本多忠勝と羽柴秀吉を本陣侵入前に撃破し、武田信実が健在で、自分が設楽原へ突入していなければ、雨が降るイベントが発生して出現。 南西の詰所に荷駄頭が現れ、東へ移動。 |
5武器入手方法: | 外伝・九州征伐。 ねね・金森左近・島津義弘・明智光秀・森蘭丸を、出現から4分以内に撃破する。 北西砦にいる島津義弘はニセモノで条件とは無関係。 鶴賀城に奇襲してくる本物を4分以内に撃破する事。 マップ北中央の広場に箱が出現。 |
(戦国無双1) |
上杉 謙信 上杉家 七支刀 「仏」 戦国最強武将として名高い「越後の龍」。 生涯の大半を戦場で過ごしたバトルマニア(?)。 元は僧侶の修行をしていたためか、自らを仏教の戦の神「毘沙門天」と称し、「毘」の一文字を旗印として掲げて戦場を駆け巡った。 武田信玄とはライバル関係にあり「川中島」で5度の決戦を繰り広げている。 上杉家 と 上杉謙信 の詳細は こちら のページを見て欲しい。 戦国無双の上杉謙信は七支刀を持った呪術師的キャラになっているようだ。 上杉謙信といえば、「信長の野望シリーズ」では武力100のバリバリの戦闘野郎なので、呪術キャラというとイメージが合わないかもしれないが・・・ 実際の上杉謙信は合戦のない時は、お堂で毘沙門天の像に向かって毎日祈祷していたような人だったので、どちらかと言うと戦国無双の方が史実イメージに近いのかもしれない。 ちなみに、上杉謙信には根強い「女性説」がある。 謙信が婦人病で死んだ記録があるとか、謙信の着物が男物とは思えないとか、外国人の報告書に謙信が女性として出てくるとか、他にも、字が女っぽい、敵兵が見とれた、定期的に腹痛になる、性別を隠している風がある、などなど上げていくとキリがない。 いかにも「戦国無双」で好まれそうな話なので、もしかすると戦国無双の謙信は女性キャラ、もしくは「実は女の子だった」パターンになったりするのかなーとか思ってたが・・・ さすがにコーエーも、そこまではやらなかったようだ。 |
(戦国無双2) |
上杉 謙信 上杉家 七支刀 「仏」 (直江兼続クリアで出現。 真田幸村→直江兼続→上杉謙信) 武田信玄が登場するからには、当然「上杉謙信」も戦国無双2に登場する。 今回はスタンドを出す事も可能になった。 そのうち時間も止めそうだ。 戦国無双2では「手取川の戦い」も登場する。 この戦いは上杉謙信と織田信長の軍勢が直接戦ったもので、織田軍には柴田勝家・羽柴秀吉・丹羽長秀・滝川一益などのオールスターがそろっていたのだが、柴田勝家と羽柴秀吉が作戦を巡ってケンカしており、そこに上杉謙信が率いる騎馬部隊が奇襲をかけてきて織田軍は大混乱、増水していた手取川の渡河にも手間取って、ボコボコに敗退した。 織田信長は数十騎の近衛兵と共に戦場を離脱するが、上杉軍から追撃されまくり、帰ったときには近衛兵は3騎だけになっていて、信長自身も負傷していたという。 あまりの負けっぷりに、信長はこの戦いに関する記録を禁じたという。 一方の上杉謙信は、「織田軍がこの程度なら上洛も楽勝だ」とか言っていたのだが・・・ それからまもなく脳卒中で急死してしまった。 あと5年、謙信が長生きしていれば、歴史は変わっていたのかも・・・? |
4武器入手方法: | 外伝・九州征伐。 開始後、間欠泉近くに移動して間欠泉が出るイベントを起こした後、秀吉→ねね→濃姫→光秀→蘭丸 の順に敵将を撃破。 他の武将が間に入っても構わない。 上杉軍の本陣に荷駄頭出現。 |
5武器入手方法: | 手取川の戦い。 300人斬りを達成してから水計を成功させ、さらに開始から15分以内に織田信長を登場させる。 織田信長は再登場後の秀吉を倒すと出現する。 織田本陣の北西にある詰所あたりに箱が出現。 |
(戦国無双1) |
服部 半蔵 徳川家 鎖鎌 「断」 戦国無双の忍者マン。 伊賀忍軍を束ねる「伊賀上忍三家」の一人。 「服部家」は伊賀忍者の上忍(忍者の最高位)の家系だが、彼の父の代に徳川家康の家臣となり、伊賀を出た。 その後、合戦で槍の腕前を振るって活躍、「鬼の半蔵」の異名を持つ。 「本能寺の変」によって織田信長が明智光秀に討たれた際には、孤立した徳川家康を脱出させるべく、300余人と呼ばれる忍者を集め、伊賀の山中を越える家康の護衛を行った。 以後は徳川家における忍軍の頭領として活躍している。 服部半蔵の詳細については こちら も見て欲しい。 戦国無双では、彼は鎖鎌を使う、激しく忍者な人になっている。 忍者は「影」で活動する者なので、史実においての詳細はわからない。 だからどんな姿で描かれていても、それはアリなのかもしれない? |
(戦国無双2) |
服部 半蔵 徳川家・東軍 鎖鎌 「断」 (風魔小太郎でクリア、もしくは戦国無双(1)のデータがあると出現) 忍者の代表的存在、伊賀忍者の上忍にして徳川家の影「服部半蔵」だ。 戦国無双2では「風魔小太郎」というライバルが登場したが、少なくともインパクトでは負けている。 まあ、忍者はインパクトがない方がいい気もするが。 徳川家康は多くの忍者を召し抱えていた事で有名だ。 「本能寺の変」の際、服部半蔵が率いる忍者たちの活躍で死地からの脱出に成功して以来、多くの伊賀者・甲賀者を集めて従えた。 彼らの活動は詳しくは不明だが、旅芸人などに扮して諸国を巡り、情報の収集を行っていたと言われている。 「関ヶ原の戦い」や「大坂の陣」でも、きっと彼らの活躍があったに違いない。 だが、それは全て歴史の裏の話であり、表に出ることはないのだろう。 |
4武器入手方法: | 外伝・上田城攻略戦。 真田昌幸を撃破していない状態で、真田幸村と風魔小太郎を全て撃破する。 上田城一階に箱が出現。 |
5武器入手方法: | 長篠の戦い。 丸山砦と長篠城を防衛し、開始から10分以内に武田勝頼を撃破し、200人斬りも達成する。 マップ中央にある武田本陣の東に箱が出現。 |
(戦国無双1) |
お市 織田家→浅井家→織田家→柴田家 けんだま(!?) 「憐」 織田信長の妹。 「東国一」と称されたほどの美貌の持ち主であったと同時に、兄・信長に負けないほどの気の強さを持っていた織田家の姫。 政略結婚によって近江(滋賀県)の大名「浅井長政」に嫁ぎ、仲むつまじく暮らしていたが、浅井家はのちに織田家に敵対して滅亡したため、彼女も織田家に戻っている。 この浅井家が織田家を裏切った際に、兄・信長に袋の両端を紐でくくった「小豆」を陣中見舞いとして送り、織田軍がすでに「前も後ろも塞がれている(つまり浅井家が裏切っている)」事を暗に伝えたという伝承がある。 織田家に戻った後は、織田家の重臣「柴田勝家」の妻となるが、柴田勝家は羽柴秀吉と戦って敗れ自害、その時、彼女も運命を共にした。 戦国の宿命に翻弄された人であると言える。 戦国無双では・・・ なんと「けんだま」で戦う 少女キャラ である。 もはやツッコミを入れるのもどうかという状態だが・・・ おそらく、信長の「いもうと」というイメージでキャラが描かれているのだろう。 |
(戦国無双2) |
お市 織田家→浅井家→織田家→柴田家 けんだま 「憐」 (最初から登場) 戦国の雰囲気をぶっ壊すけんだま少女、戦国無双2にも登場。 今回も戦場のど真ん中でけんだまを楽しむ萌えアクションを炸裂させてくれる。 でも戦国無双2は全体的にストーリーがシリアスなので、彼女もストーリーについては一応、真面目だ。 2では浅井家と織田家の戦いも主要な時代背景の1つとなっている。 そのため、他のキャラのストーリーでもお市の出番は結構多い。 織田信長の妹である彼女は浅井長政に政略結婚で嫁ぎ、とても夫婦仲は良かったのだが、浅井家は織田家と敵対する事となったため、彼女は肩身の狭い立場になってしまった。 浅井家の滅亡後は、3人の娘と共に織田家に戻っている。 この娘のうち、 長女「茶々」は後に秀吉の側室となって豊臣家の後継者「豊臣秀頼」を生み、「淀君」として豊臣家の実権を握る。 次女の「初」は名門・京極家に嫁ぎ、三女の「江」は徳川幕府の二代将軍「徳川秀忠」の妻となり、三代将軍「徳川家光」の母になった。 つまりお市の娘たちはみんな歴史の重要人物になっているのだが、戦国無双ではこのロリキャラを子持ちにする訳にはいかないためか、娘の存在は抹消されている。 大坂の陣の豊臣総大将「豊臣秀頼」は彼女の孫なのだが・・・ その辺に触れるのはタブーらしい。 |
4武器入手方法: | 外伝・賤ヶ岳の変。 濃姫を倒さずに織田信長を倒した後、阿国を倒してから ねね を撃破。 中央やや左の詰所に荷駄頭出現、南西に移動。 |
5武器入手方法: | 小谷城攻略戦。 開始から12分以内に壁の爆破と、400人斬りを達成する。 隠密頭の移動ルート上の敵をあらかじめ片付けておくこと。 また、壁の爆破は朝倉義景撃破で完了する。 マップ一番右の中央に箱が出現。 |
(戦国無双1) |
雑賀 孫市 雑賀衆 鉄砲 「撃」 紀伊半島南部にあった職人達の共同体「雑賀衆」の鉄砲隊を率いたという伝説的な人物。 「雑賀衆」は戦国時代に爆発的に広まった「一向宗」という宗教の総本山「本願寺」という勢力と友好的であり、この本願寺が織田信長に敵対した時に、それに従って一向一揆(一向宗の信者の一揆)に加担して織田家の軍勢と戦った。 雑賀には戦国時代の新兵器「鉄砲」がもたらされており、その研究開発が盛んで、非常に優れた独自の鉄砲術を持ち、傭兵稼業を行っていた。 雑賀孫市はその鉄砲隊の大将であると言われ、本願寺の城を攻めようとした織田軍を鉄砲射撃によって撃退、さらに奇襲攻撃によって壊滅させたと言う。 伝説によると、彼は数人の従者を率いて馬に乗って織田軍の前に現れ、従者から弾を込めた鉄砲を次々と受け取って織田の兵を狙い撃ち、しかもそれが百発百中、織田の兵は彼に近づく事も出来なかったと言う。 雑賀孫市については こちら や こちら も参考にして欲しい。 しかし実は、「雑賀孫市」という人物の実態は不透明だ。 雑賀家の鉄砲隊長「鈴木重秀」という人物の事であると言われているが、それに加えて、雑賀鉄砲集団の頭領であり雑賀衆のリーダー格だった彼の父「鈴木佐太夫」と、鈴木重秀の兄であり、各地を転戦した末に東北の大名「伊達政宗」に仕えた「鈴木重朝」という人物の記録を、まとめて一緒にしたのが伝説の人物「雑賀孫市」であると言われている。 とりあえず、戦国時代の中ではかなり人気のある人だ。 |
(戦国無双2) |
雑賀 孫市 雑賀衆(傭兵)→豊臣家・西軍→伊達家 鉄砲+銃剣 「撃」 |
4武器入手方法: | 本能寺脱出。 一定時間内(約10分)に織田信長を撃破。 信長は濃姫と蘭丸撃破後、北東の砦に侵入すると出現。 荷駄頭は南東の詰所から西に移動。 |
5武器入手方法: | 雑賀攻め。 開始から6分以内に4人の味方を全員救出する。 中央南の詰所の前に箱が出現。 |
(戦国無双1) |
伊達 政宗 (だて まさむね) 伊達家 木刀二刀流 「乱」 「独眼竜・政宗」として有名な奥州(東北地方)の覇者。 幼い時に病で片目を失ったため「独眼竜」の異名を持つようになる。 彼が「伊達家」を継いだ時、すでに日本の中央部では豊臣秀吉がほぼ天下を統一しつつあった。 この頃、まだ東北地方は遅れてきた戦乱の真っ只中であったが、伊達家の当主となった政宗はすぐに周辺諸国に侵攻を開始、一気に勢力を広めていく。 しかし追い詰められた敵によって父・伊達輝宗が捕らえられ、目の前で射殺される事件が起きる。 さらに弟を溺愛していた母が政宗を毒殺しようとし、この一件で弟を斬殺せざるを得なくなるなど、家庭的には悲劇が続いた。 そんな環境を払拭するかのように政宗は近隣諸国への侵攻を繰り返し、二十代半ばにして奥州の広い地域を支配する戦国大名となる。 その後、天下統一の最終仕上げにあった豊臣秀吉に臣従、この時、伊達家では秀吉への徹底抗戦を訴える動きもあり、秀吉の元に参上するのが遅れたのだが、彼は「死に装束」で秀吉の前に現れ、死の覚悟で参上した事をアピールして事なきを得た。 その後も謀反の疑いをかけられて呼び出された際に「死に装束+金のはりつけ台」を持って参上するなど、ド派手で個性的な演出で難を逃れている。 一方で、領土拡大を狙って周辺諸国の農民一揆を扇動するなど、謀略も巡らしていた。 秀吉の死後は徳川家康に早い段階で接近、「関ヶ原の戦い」でも東軍・徳川側に協力し、徳川幕府から領地をその保障されている。 以後も政宗には反逆の疑いがかけられたりするのだが、それをたくみに交わし続けた。 彼に反逆の疑いがかかったのは、つまり彼が「反逆を起こせる力を持っていた」事の証でもある。 「伊達男」の代名詞であり、教養に溢れ、芸術家としての才能も高く、詩や茶の湯、料理にも通じていたという。 戦国無双では、木刀を持った少年になっている・・・ ちょっとイメージがアレなのだが・・・ 彼は戦国時代の他の主要武将と比べると生まれたのがかなり遅く、年齢的に下なので、こうなっているのかもしれない。 また、NHKの大河ドラマ「独眼竜政宗」で、幼少時代の姿「梵天丸」が人気だったので、その影響もあるかも。 そして「独眼竜ビーム」を放つ。 これについては突っ込むのはやめとこう・・・ 無双と言えばビームだし・・・ |
(戦国無双2) |
伊達 政宗 伊達家・東軍 刀&短銃 「乱」 (雑賀孫市クリアで出現。 明智光秀→雑賀孫市→伊達政宗) 戦国無双2の伊達政宗は成長して青年の姿で登場! 武器も変わり、アクションも変化、別キャラと言っていいぐらい変化した。 ソード&ピストルでスタイリッシュに戦う、まるで別のゲームの主人公のようなキャラクター。 今回のデザインはハデなマント以外、仙台市にある伊達政宗の騎馬像を元にしているようだ。 伊達政宗といえば最後まで野望を持ち続けた事で有名な人である。 豊臣秀吉や徳川家康に臣従しながらも、農民一揆を扇動して他国に侵攻しようとしたり、ヨーロッパと独自の外交を行ったりしている。 虎視眈々と天下を狙う機会を伺っていたと言われているが、結局は秀吉や家康に最後まで従った。 これは、伊達政宗が秀吉や家康と仲が良かったのも一因にあるようだ。 政宗と秀吉はハデ好き同士ウマが合ったようで、政宗は書状にも「秀吉殿はまるで父上のようだ」と書いている。 一方、徳川家康と政宗も親密で、家康が豊臣政権下で台頭し始める前から連絡を取り合っており、家康にとっては「憎めないやつ」だったらしい。 もしお互いの仲が悪ければ、政宗の野望が爆発していたかもしれないが・・・ 天下人と親密だった事が、逆に野望の牙を鈍らせたのかもしれない。 伊達政宗 については こちら や こちら も参考にして欲しい。 |
4武器入手方法: | 三方ヶ原決戦。 北東砦を制圧後、全敵武将を自分で撃破+味方全員健在。 北東の詰所に荷駄頭出現。 |
5武器入手方法: | 大阪の陣。 開始から12分以内に、大阪城大手門を開き、大筒の砲撃と豊臣秀頼(偽)の撃破を達成する。 中央通路右端の詰所の前に箱が出現。 |
(戦国無双1) |
織田 信長 織田家 妖刀 「天」 言わずと知れた「織田信長」である。 「うつけ者」として有名だったが、戦国時代初期の大大名「今川義元」の大軍を少数の兵で討ち破り、一躍有名になる。 そして美濃の「斉藤家」、敵対した「浅井家」「朝倉家」などの大名家を次々と討ち滅ぼし、さらに一向宗の信者達や比叡山の僧侶達を虐殺、その冷酷非情さから「第六天魔王」と呼ばれ恐れられた戦国の覇王である。 しかし天下統一を前にして、家臣の明智光秀の反逆によって倒れた。 織田家と織田信長の詳細は こちら のページを見て欲しい。 戦国無双の信長は、デビルというか魔人というか、そんな感じだが・・・ やはり魔王のイメージなんだろう。 しかし実際、信長はヨーロッパから伝わった異国の鎧を着て、一種独特な格好をしていたと言うから、かなり変わった見た目だった事は確かだ。 新らし物好きで、シルクハットとかかぶって歩いてたと言う。 一応、戦国無双の信長だなぁ、という感じの見た目ではある・・・ |
(戦国無双2) |
織田 信長 織田家 妖刀 「天」 (雑賀孫市クリアで出現。 明智光秀→雑賀孫市→織田信長) おなじみ第六天魔王。 戦国の覇者・織田信長 だ。 戦国無双2では魔王っぷりがパワーアップ、浮遊移動しながらダークオーラを発する剣を振り回す。 マントもコウモリ風になった。 セリフもますます冷酷非情になり、もはや完全に危ない人である。 戦国無双2の信長のストーリーや設定などは前作と大きく違わない。 朝廷や室町幕府、仏教勢力などの古い権力体制を力によって破壊し、家臣団には実力主義を徹底、キリスト教などを容認して海外との貿易を行い、新兵器・鉄砲を早期導入して戦った彼は、まさに時代の風雲児だった。 だが、歴史のパターンとして、革新的な方法で急成長を遂げた彼のような存在は、突然失脚してしまいやすくもある。 「本能寺の変」も、「歴史の良くある一幕」だったのかもしれない・・・? |
4武器入手方法: | 手取川の戦い。 柴田勝家、羽柴秀吉、前田利家、丹羽長秀、滝川一益の5名の救援を全て成功させる。 上杉本陣の詰所から荷駄頭出現。 |
5武器入手方法: | 本能寺の変。 開始から12分以内に織田信忠の救援と、400人斬りを達成する。 マップ上部中央付近にある小道の路地の中に箱が出現。 |
(戦国無双1) |
濃姫 斉藤家→織田家 爪 「艶」 斎藤道三の娘「帰蝶」のこと。 政略結婚で 織田信長 に嫁いだ。 美濃から来たため、織田家では「濃姫」と呼ばれていたようだ。 織田家に嫁ぐ際、父の斎藤道三から短刀を渡され、「信長が噂通りのうつけ者ならこの刀で殺して来い」と言われたが、彼女は「この刀はいずれ父上に向けられるかもしれません」と答え、道三は「さすがはワシの娘」と言い喜んだと言う。 実は、史実的には濃姫のエピソードはコレだけしかない。 よって、このあと彼女がどうなったのかは不明だ。 美濃に帰された、早くして病死したなど、様々な説があるが、最近では信長の死後も生きていて、1612年(関ヶ原の戦いの12年後)まで生存していた説が有力のようだ。 いちおう信長の奥さんなので「戦国無双」的には外せない所なのだろうか? ちなみに、明智光秀とはいとこの関係にある。 |
(戦国無双2) |
濃姫 斉藤家→織田家 爪&爆弾 「艶」 (織田信長クリアで出現。 明智光秀→雑賀孫市→織田信長→濃姫) 斎藤道三の娘「帰蝶」、戦国無双2でも登場。 史実の彼女の記録はほとんどないのだが、最近の戦国アクションには必ず登場しているため、もはやメジャーになってしまった。 戦国時代を扱ったドラマや小説でも登場の機会が多い。 史実の記録が少ないという事は、逆にシナリオライターや小説家にとっては、扱いやすい人物であるとも言える。 好きなようにいじっても史実と相反しないからだ。 なので、今後も様々に形容され、ゲームやドラマに登場していくことだろう。 彼女は信長の正妻だが、信長との間に子供は出来ておらず、信長の子はすべて側室(後妻)との間に出来たものだ。 跡継ぎとされた長男「織田信忠」も側室の「吉乃」との間に出来たものだと言われているが(近年は異説あり)、「決戦3」では信長と帰蝶(濃姫)がやたらラブラブなので吉乃が入る余地はなくなっている・・・ |
4武器入手方法: | 本能寺の変。 織田信忠が生存している状態で、明智光秀が登場後、森蘭丸が敗走すると出現。 光秀は敵将7名撃破で登場。 荷駄頭は西の詰所に出現。 |
5武器入手方法: | 外伝・賤ヶ岳の変。 開始から12分以内に全てのミッションを達成し、200人斬りも行う。 ミッションは浅井家の武将と、阿国・お市に近づくと発生する。 中央砦の中に箱が出現。 |
(猛将伝) |
本多 忠勝 徳川家 鉄槍 「轟」 「戦国無双・猛将伝」の主人公的な存在。 徳川家康の配下であり「徳川四天王」の一人。 生涯57度の合戦に挑み、一度も傷を受けなかったと言う猛将で、戦国時代に最強だったのは誰かという話になると、必ず名前が上がる人物である。 「忠勝」の名は「ただ勝つのみ」から来ている。 トレードマークの「鹿角の兜」と、刃先に止まろうとしたトンボが真っ二つになったと言う逸話を持つ4メートルを超える鋼鉄の大槍「蜻蛉切り」を持ち、文字通りの無双の活躍を見せた。 織田・徳川軍と浅井・朝倉軍が戦った「姉川の合戦」では朝倉軍1万の軍勢に単騎で突撃、敵のど真ん中で暴れまくり、その様子を聞いた織田信長は「日本の張飛」と称え、のちに「花も実もある勇士」と語っている。 徳川軍が武田信玄と戦って惨敗した「三方ヶ原の戦い」ではしんがりを務め、敗走する徳川軍の中で孤軍奮闘、その様子を見ていた武田の兵が「家康に過ぎたるものが二つあり 唐の頭(外国製の兜)に本多平八(忠勝)」と唄った事は有名だ。 徳川軍と羽柴秀吉の軍が戦った「小牧・長久手の戦い」でも数百の兵で数万の秀吉軍を翻弄し、天下分け目の「関ヶ原の戦い」でも奮戦、それを褒め称えられると「なぁに、敵が弱いだけでござるよ」と言っていたという。 城攻めも得意とし、数々の城を攻略する一方で、知略に富み、軍師役としても数々の助言を行っていた。 鉄砲の扱いにも長けており、浅井家の寝返りによって織田軍が撤退した「金ヶ崎の戦い」では鉄砲で追っ手を狙撃して撃退している。 まさに戦国最強武将の一人と言えるだろう。 本多忠勝 の詳細については こちら も見て欲しい。 戦国無双では「蜻蛉切り」がすごい事になっている・・・ あれは槍なのか? いやスコップか? もしかするとミサイルかも・・・ 兜の角はまだいいが、肩にも角が生えていて、凶悪さを倍増させている。 首にはでっかい数珠のようなものをかけているが、本多忠勝の黒漆の鎧には大きな数珠がたすきがけにしてあったので、それを再現しているようだ。 |
(戦国無双2) |
本多 忠勝 徳川家・東軍 鉄槍 「轟」 (徳川家康クリアで出現) 猛将伝から登場の戦国最強武将。 鹿角の兜、巨大な槍・蜻蛉切り、数珠をたすきがけにした鎧、ほぼ史実を取り入れたデザインだ。 前作よりも少しスマートになった。 トレードマークがはっきりしている人なので、描きやすい人物かもしれない。 戦国無双2では呂布モードになる場面が多いので敵に回すと大変なのだが、味方で出てくるとあまり強くなかったりするのがたまにキズ・・・ 本多忠勝は圧倒的な武力を誇った人物として有名だが、戦場では的確な進言を多く行っており、軍師的な一面も見せている。 徳川家康は負けたり追い詰められたりするとやたら自害しようとするのだが、それを何度も止めているのも彼だ。 力だけでは戦いにくい城攻めを得意としていたのも、攻め所を見抜く的確な戦略眼があったからこそだろう。 12才で初陣後、十代ですでに「蜻蛉切りの平八郎」と呼ばれ恐れられていた。 ちなみにその「蜻蛉切り」、製作者は「村正」の弟だと言う。 村正と言えば妖刀と言われ、徳川家康の父や息子がこの刀で死んだ事から「徳川家に仇なす刀」として家康が忌み嫌っていたものだが、実は家康の功臣・忠勝が持っていた蜻蛉切りは村正一派の槍だったらしい。 なんとも微妙な話であるが、蜻蛉切りが村正ならその切れ味も納得。 |
4武器入手方法: | 外伝・天正御前仕合。 敵将の砦進入阻止ミッションを全て成功させる。 中央砦の詰所に荷駄頭出現。 |
5武器入手方法: | 関ヶ原の戦い。 開始から10分以内に西軍の大筒を止め、さらに300人斬りを達成する。 敵本陣の東の詰所の前に箱が出現。 |
(猛将伝) |
羽柴 秀吉 織田家→豊臣家 三節棍 「志」 言わずと知れた天下人「豊臣秀吉」である。 尾張の農民「木下藤吉郎」だったが、織田信長に仕えて才覚を表し、トントン拍子に出世して織田家の重臣となった。 その後も数々の活躍を続け、織田信長が「本能寺の変」で明智光秀の謀反(反逆)によって討たれると、すぐに軍勢を引き返して明智光秀と「天王山」という場所で戦い(山崎の合戦)、信長の仇を討つ。 さらに織田家の跡継ぎを巡る柴田勝家との戦いにも勝利し、交渉によって徳川家康を臣従させ、 伊達政宗などの各地の大名家も次々と支配下に加えて行き、ついに「天下統一」を果たした。 農民から天下人になるという戦国ドリームを実現し、日本一の大出世を遂げた豊臣秀吉 は、まさに日本トップクラスの「偉人」と言えるだろう。 羽柴秀吉 の詳細については こちら も見て欲しい。 秀吉は、たとえ敵でも人が死ぬことを嫌ったと言う。 秀吉が城を攻める時は「兵糧攻め」や「水攻め」などを駆使し、力攻めを行わなかったのは、そうした性格から来ていたと言われている。 が、天下人となった豊臣秀吉は、一転して謀反の疑いで養子の一族を全員処刑したり、朝鮮出兵をして戦火を拡大したりしている。 やはり人は、権力を持つと変わってしまうのだろうか・・・? 戦国無双の羽柴秀吉は「三節棍」を武器として扱う、かなりトリッキーなキャラになっている。 もちろん「戦国時代に三節棍ってあったの?」などと突っ込んではいけない。 動きも声もハチャメチャで、やはり「猿」をイメージしているっぽい。 と言うか孫悟空? ただ、秀吉と言うとキャラデザインもすごくハチャメチャになりそうな気がするが、戦国無双の秀吉は、見た目だけは意外とまともだ。 |
(戦国無双2) |
豊臣 秀吉 織田家→豊臣家 三節棍 「志」 (石田三成クリアで出現) 秀吉は戦国無双2になってデザインが大幅変更! 日の出のようにハデな事で有名な秀吉のトレードマーク「馬簾(ばりん)後ろ立て兜」をかぶり、苗字も「羽柴」から「豊臣」に変化した。 顔も大幅に変わっていて、急に二枚目になっている。 でも兜を脱いだシーンでは、ちゃんとサルっぽい所はナイスデザインだ。 戦国無双2では豊臣家の隆盛と衰退の双方が描かれている訳だが、秀吉の死後、豊臣家がわずか2年で衰退してしまった理由には諸説ある。 戦国無双2では、秀吉が「利」の支配を行っていたからだ、ということになっているが、確かにそれはある。 秀吉は各地の大名家に領地や褒美を与えて臣従させていたが、やはり金やモノでは人の心を完全につかむ事は出来なかったようだ。 だが一番の理由は、戦乱の世が終わった事を印象付けられなかった事と、そして後継者の問題だろう。 秀吉は天下統一後も朝鮮出兵などをして戦争を継続した。 つまり戦乱の世が終わらなかった訳で、各地の大名家も武装状態を維持し続けた。 これでは戦乱が再燃する可能性は高い。 そして何より、秀吉には子供が出来なかった。 高齢になり、子供をあきらめた頃に側室の「淀君」が我が子を産んでくれたが、秀吉が死んだとき、跡継ぎの「豊臣秀頼」はまだ5才だった。 そのため豊臣家は合議制によって運営される事になるが、内部分裂が発生してしまい、急速に衰退していく。 ただ、徳川家康が江戸時代の基礎を築くにあたって、豊臣家の崩壊を教訓にしていたフシがある。 それを考えると、豊臣家の没落も太平の礎になったと言えそうだ。 |
4武器入手方法: | 賤ヶ岳の戦い。 前田利家の撃破(または説得)後に、出撃してきた前田慶次を撃破。 前田利家のいた砦の詰所に荷駄頭出現。 |
5武器入手方法: | 外伝・関ヶ原の戦い。 開始から15分以内に、立花誾千代・島津義弘・稲姫・服部半蔵・本多忠勝・伊達政宗を撃破する。 マップ中央に箱が出現。 |
(猛将伝) |
稲姫 徳川家→真田家 大弓 「純」 |
(戦国無双2) |
稲姫 徳川家・東軍 大弓 「純」 |
4武器入手方法: | 小田原城攻略戦。 北条一族以外の武将を全て自分で撃破(兵糧庫の守将も含む)。 北東の詰所に荷駄頭出現、南へ移動。 |
5武器入手方法: | 杭瀬川の戦い。 孤立している4人の味方が全員健在の状態で、立花誾千代と島津義弘を撃破する。 南砦の中に箱が出現。 |
(戦国無双1) |
森 蘭丸 織田家 刀 「誠」 |
(戦国無双2) |
森 蘭丸 織田家(おまけキャラ) 刀 「誠」 (無限城の 31 階、「森蘭丸の願い・その弐」をクリアする) (森蘭丸の願い・その弐 は、そこまでの ○○の願い という依頼を全て達成していると出現する) 戦国無双2では、森蘭丸は「おまけキャラ」的な存在として登場する。 「無双演舞(ストーリーモード)」は存在せず、模擬演舞でのみ使用可能だ。 だが、彼を使った時にしか発生しない会話イベントやミッションが多数存在するため、他のキャラとは違う展開を楽しむ事が出来る。 織田信長に関連したステージをプレイしてみよう。 メインキャラとしては選ばれなかったが、前作で人気が高かったため、ボーナスキャラとして追加されることになったらしい。 信長に付き従った 美少年・・・ あまりにもゲームに向いた人物だ。 今後も様々なゲームやドラマ・小説などで活躍してくれるに違いない。 森蘭丸については こちら でも少し解説している。 |
4武器入手方法: | 無限城 46 階で「前田慶次の願い 真実は…」を選択後、50階で100人斬りして前田慶次を撃破。 この依頼はそこまでの固有キャラの依頼を全て成功させておけば出現。 |
5武器入手方法: | 無限城 31 階で「森蘭丸の願い その弐」を選択後、各任務を成功させつつ進み、35 階で明智光秀を撃破後に登場する森蘭丸を出現から3分以内に倒す。 |
(戦国無双1) |
阿国 歩き巫女 傘 「舞」 戦国武将ではない・・・ が、巫女巫女キャラはやっぱり必須だろう? 江戸時代の庶民の娯楽であり、現在にも伝わる「歌舞伎」の創始者と言われる人物。 一般には「出雲の阿国」と呼ばれる事が多い。 本名は「くに」と言い、「おクニさん」だから、「阿国(おくに)」となる。 「出雲の阿国」というぐらいだから、出雲出身なのだろう。 旅芸人の舞子として各地を巡っていたが、出雲大社の巫女だったと言う記録もあることから、「歩き巫女」(特定の神社に常駐せず、諸国を巡りながら唄や舞を披露した巫女)だったと思われる。 朝廷(天皇家)の御所に招かれ、「ややこ踊り」を披露しているが、「ややこ」とは子供の事なので、この時はまだ幼かったようだ。 戦国時代の終わりごろ、彼女は男の格好をして舞を披露するようになった。 もちろん女が男の格好をするのは普通ではないので、それは「かぶき踊り」と呼ばれるようになる。 「かぶき」とは「傾奇」と書き、「傾いて奇妙」という言葉で、つまり「ヘン」という意味だ。 しかしその踊りは京都で大評判となり、「かぶき踊り」は庶民の娯楽として広まっていく事になる。 その後、「かぶき」には「歌舞伎」の字があてられ、後世に伝わっていった。 戦国無双では巫女として登場しているが、戦国時代、舞や唄を披露するのは巫女の役目だった。 彼女はその舞や唄を、神に奉納する厳かなものから、庶民の娯楽へと変えていった人物だと言える。 阿国については こちら も参考にして欲しい。 |
(戦国無双2) |
阿国 舞妓(おまけキャラ) 傘 「舞」 (双六モードを1人でプレイし、優勝すると出現) 戦国無双2では阿国は「ボーナスキャラ」的な存在として登場する。 森蘭丸と同じく、無双演舞(ストーリーモード)は存在せず、模擬演舞でのみ使用可能だ。 しかし模擬演舞で彼女を使った時にしか発生しない会話イベントはかなり多いので、出現させたらぜひ使ってみよう。 戦国無双ではやたら一目惚れしまくるヘンなキャラだ。 阿国は戦国時代の終期に活動した人なので、本当は今作の方が時代背景は合っている。 徳川家康の子「結城秀康」が阿国を招いて舞を観賞していた時、「女は数いれど阿国は天下一の女だ。 しかし俺は天下一の男になれず、あの女にさえ劣るのが無念だ」と嘆いたという話があり、この話から阿国の名声が当時、すでに天下に響いていた事がわかる。 戦国無双2では相変わらず、京都弁がまったり癒し系だ。 |
4武器入手方法: | 無限城 61 階以上で「巫女の勧進行脚」を選択後、各フロアの任務を全て成功させて前田慶次を撃破。 この依頼の出現はランダム。 |
4武器入手方法: | 無限城 71 階以上で「武将の勧誘」を選択後、5フロア目で敵全滅後に出てくる阿国を撃破。 この依頼の出現はランダム。 |
(戦国無双1) |
石川 五右衛門 伊賀忍?→大泥棒 メイス?+大砲 「壊」 その後、歌舞伎の主人公として弱い者のために盗みを働く義賊となるなど、様々な形で脚色されていった。 |
(戦国無双1) |
くのいち ? 短刀 「殺」 ・・・ノーコメント。 とりあえず、少しだけ・・・ 「くのいち」は「くノ一」と書き、組み合わせると「女」の漢字になる、女忍者を表す言葉である。 忍者は必ずしも戦う事が役目ではなかったため、女の忍者も存在していたようだ。 しかしあくまで忍者は影の存在であったため、その詳細は解らない・・・ とりあえず、あのセリフと声を何とかしてくれ、と思ったのは私だけ? |
◆ 戦国無双2 猛将伝 : 戦国無双2に新武将や新武器、新モードが追加されます。 ただし、こちら の点に注意して下さい。 ◆ 戦国無双2 Empires : 天下統一を目指して兵力増強や内政なども行う、シミュレーション要素の加わった戦国無双。 ◆ 戦国無双2 (ベスト版) : 2006年に発売された戦国無双の続編、ベスト版になって安くなっています。 ◆ 戦国無双2 (XBOX360) : 戦国無双2のXBOX360版。 グラフィックが向上し、解像度や敵表示数なども上がっています。 ◆ 戦国無双&猛将伝 セットパック : 2004年に発売された戦国無双1と、猛将伝のセットパッケージ。 |
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