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(信長の野望 Online における今川家陣容) |
大名
軍師・四天王
先陣・小荷駄
中陣 守将・副将
後陣 守将・副将
後詰め
未出陣・抵抗勢力・その他
徒党員武将
今川 義元(いまがわ よしもと)今川家大名 海道一の弓取り「我ら今川は、れっきとした足利一族。 将軍家の勢威を盛り立てるため、急ぎ西上しなければならぬ。 ・・・もし、今の将軍家に乱世を束ねる器がないのであれば・・・ そのときはやむを得まい。 のう? くく・・・」 今川家の大名。 部隊アイテム:義元左文字 ドロップアイテム:宗三左文字 |
斎藤 元清(さいとう もときよ)重臣斎藤氏の一族「国を治めるには、民への心配りも必要だ。 町で困っている者を見かけたら、必ず手を貸してやるのだぞ」 詳細は不明だが… 斎藤家は今川家の居城「駿府城」にほど近い「泉ヶ谷」という場所を拠点とした重臣の家柄らしい。 |
安倍 元真(あべ もとざね)武田絶対殺すマン「井の中の蛙にはなりたくなかろう? たまには自国を飛び出して、敵国に行ってみるのも一興だぞ」 今川家後期の重臣。彼の所領「安倍谷」には金山があり、重要な立場にあったようだ。 安倍元真(安部元真)は武田家の今川侵攻の際、同僚の岡部正綱と共に駿河の「駿府城」を守って善戦した。 その後、武田家に一揆を煽動され、夜襲を受けて窮地に陥るが、徳川家に逃れて兵を借り、所領を奪還。 武田勝頼の攻勢で徳川家は一時的に不利になり、寝返る国人衆が続発したこともあったが、そのときも彼は武田家に徹底抗戦した。 部隊アイテム:藤枝蒔絵掛硯箱 ドロップアイテム:高級な水干 |
松井 宗信(まつい むねのぶ)粉骨無比類「仁のため、身を殺す・・・。 我らごとき者が武器を取るのも、戦うのも、すべては天下万民のためなのだ。 その我らが、民に対し無道な振る舞いに出るなどあってはならぬことだ・・・ と思う。 左様な振る舞いは、殿の名にぬぐいようもない汚点をつけることであり、忠節の道にももとることだ」 遠江にあった「二俣城」の城主にして、「粉骨無比類」の活躍で義元から感状(感謝状)を受けた勇士。 ドロップアイテム:駿河三鈷杵 |
菅沼 定村(すがぬま さだむら)山家三方衆「攻撃は、最大の防御だ。 斬って、斬って、斬りまくれ!」 菅沼家は「山家三方衆」のひとつである。 菅沼定村は今川家の配下であり、城主も務めていたが、他の山家三方衆の一部が織田家に寝返った。 徒党員武将 部隊アイテム:駿河雛人形 ドロップアイテム:漆塗り黒腹巻 |
富士 信忠(ふじ のぶただ)富士山本宮浅間大社大宮司「訓練と実戦をともに経験してこそ、一人前になれるというものだ。 焦るな、ゆっくり成長していけばよいのだからな」 富士山の「大宮浅間大社」の大宮司。 武田家の今川領侵攻が始まると、北条家の援護を受けつつ「大宮城」で武田軍や、寝返った葛山氏元、朝比奈信置の攻撃を防ぎ続けるが、最終的には当時の今川家の当主「今川氏真」の命令で武田家に降った。 ドロップアイテム:駿河独鈷 |
天野 景貫(あまの かげつら)勢力を渡り歩いた武辺者「俺は殿から感状を賜った身だ。 気易くするんじゃねぇぞ」 武闘派の今川家の家臣であり、多くの戦場で勲功を上げた。 その後、今川家を離反して徳川家、さらに武田家に鞍替えし、山間部にある「山家三方衆」や「長篠城」を攻撃。 部隊アイテム:三階松三日月扇 ドロップアイテム:高級な水干 |
荻 清誉(おぎ きよたか)名前がすごい立派「人望が厚くなれば、自然、人は集まってくるものだ。 一人ではこの乱世・・・生きていけぬぞ」 駿河と甲斐の国境にあった「松野城」を守る国人(地方領主)で、対武田・北条の最前線に位置していたが、よく守ったという。 ドロップアイテム:誉の大弓 |
新野 親矩(にいの ちかのり)井伊家の恩人「・・・千里の行も、足下より始まる。 どんなに遠大な計画も、手近な一つ一つの行いから始まるものだ。 焦らず、騒がず、まずはできる事から努力していくことが大事だぞ」 遠江にあった新野城(新野舟ヶ谷城)の城主。 「桶狭間の戦い」で今川義元が織田信長に奇襲され戦死すると、遠江では家臣や城主達による今川離反運動「遠州錯乱」が起こる。 しかし義元死後の今川家当主「今川氏真」に従い、内通の噂のあった飯尾連竜の攻撃に参加した際、その戦いで戦死した。 |
朝比奈 信置(あさひな のぶおき)武田軍の駿河先方衆筆頭
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山田 景隆(やまだ かげたか)三河奉行人「昨今の若者は、己の立身出世のことばかり。 命を懸けて殿を、この国を守ろうとする気骨のある者など皆無に等しい。 このままでは、当家は・・・」 三河(愛知東部)がまだ今川家の支配下だった頃にその地方の統治を行っており、「三河奉行人」と呼ばれていたらしい。 部隊アイテム:駿河竹線筋細工 ドロップアイテム:陰陽の衣 |
興津 清房(おきつ きよふさ)興津水軍の元締め「・・・私の隊に入りたいのか? ならば、腕だけでなく、美しさを極めてくるがよい」 駿河の国の興津地方を支配していた豪族(地方権力者)。 ドロップアイテム:興津麻の水干 |
久野 宗能(くのう むねよし)一族分裂で苦悩「・・・最近、当家の侍になりすまし、城内に侵入を図ろうとする輩がおると聞く。 修行も大事だが、お主の使命は殿をお守りすることだということを忘れるなよ」 遠江で城主の地位にあった今川家の家臣。 武田信玄の上洛の際には城を包囲されるが最後まで守り切り、武田家に占領されていた「高天神城」の攻防戦でも戦功を挙げた。 部隊アイテム:駿河水浅黄染 ドロップアイテム:苦悩の衣 |
鵜殿 長照(うどの ながてる)謎の多い義元の甥「我が母は、殿の御妹君だ。 たとえ何があろうとも、父ともども、我らは今川家のために働く所存」 母が今川義元の妹で、つまり義元の甥っ子。今川家の親族にあたる。 しかし数年後、居城が徳川家康の放った甲賀忍者「鵜飼孫六」の手によって炎上し、捕虜となってしまう。 ただ、捕虜となったのは彼の子や弟であったという説もあり、この辺は文献によって記述がまちまちで、はっきりしない。 部隊アイテム:焼津弓道具 ドロップアイテム:鵜殿の神聖鎧 |
一宮 宗是(いちのみや むねこれ)桶狭間に散った今川武将の一人「この戦国の世に家名を興し、栄えさせたいと願うはどこも同じ・・・。 それは、当家とて例外ではないぞ」 詳細は不明だが… 一宮家は将軍家との交流が深い信濃の「小笠原家」の一族で、室町幕府の実権を握った「細川家」の家臣の家柄でもあるようだ。 今川家の侍大将として活動しており、今川家・武田家・北条家が「三国同盟」を結んでいた頃、武田家が信濃に侵攻した際、今川家からの援軍として派遣された。 ドロップアイテム:一宮刀 |
粟生 永信(あわお ながのぶ)三河の城主「・・・最近、当家の侍になりすまし、城内に侵入を図ろうとする輩がおると聞く。 修行も大事だが、お主の使命は殿をお守りすることだということを忘れるなよ」 名字は「あわお」「あお」「あおう」などの読み方があるようだ。「粟生将監」とも名乗っている。 詳細がよく解らない武将だが、徳川家の重臣「板倉勝重」の母は粟生家の出身であるため、これと関係があるかもしれない。 ドロップアイテム:念じ棒 |
伊丹 康直(いたみ やすなお)今川武田徳川、三勢力の水軍の将「ふう・・・。 武芸を極める道のりは、まだまだ長いですな」 伊丹家は摂津(大阪)の豪族だったが、戦国時代初期の摂津や京都は争乱の中にあり、彼の父は幕府の重臣「細川家」の権力闘争に巻き込まれて戦死した。 今川家では僧のような出で立ちで「権阿弥」と称し、芸事に長けた者が集まる「同朋衆」の一人となっており、この頃は武将ではなかったと思われるが、船の扱いに長けていたようで、今川氏真の時代に「海賊奉行」となって駿河湾の水軍を統率した。 のちに彼の子「伊丹康勝」は徳川幕府に仕え、2代将軍・徳川秀忠の時代に幕府の勘定奉行にまでなっている。 部隊アイテム:黒鴉 ドロップアイテム:伊丹水軍兜、伊丹水軍鎧 |
蒲原 氏徳(かんばら うじのり)桶狭間に散った今川武将の一人「よい目をしておるな。 お主はきっと・・・強くなるぞ」 蒲原家(源姓蒲原氏)は元は今川家の分家であったようで、足利将軍家の護衛職などを代々務めていた。 その後、織田家との戦いで活躍していたが、今川家の上洛の途上、「桶狭間の戦い」で織田信長の奇襲により戦死した。 ドロップアイテム:守護刀 |
飯尾 連竜(いのお つらたつ)遠州錯乱の中心。記録も錯乱「昨今の若者は、己の立身出世のことばかり。 命を懸けて殿を、この国を守ろうとする気骨のある者など皆無に等しい。 このままでは、当家は・・・」 今川家の重臣で、遠江にあった「曳馬城」の城主。 「桶狭間の戦い」で今川義元が織田信長に討たれ、徳川家康が三河で独立すると、三河の豪族が今川家から離反し始めた。 そんな中「飯尾連竜が徳川家に内通している」という噂が広まったため、今川氏真は飯尾連竜の曳馬城を急襲するが敗北、家臣の新野親矩(新野左馬助)なども戦死。 飯尾連竜が本当に徳川家に内通していたかは不明で、記録によってまちまちだ。 部隊アイテム:横木瓜紋黒紐袴 ドロップアイテム:飯尾の黒直衣 |
井伊 直親(いい なおちか)「おんな城主 直虎」では許嫁「・・・それがしは、この国を愛しておる。 それがしと共に、この国を長く守ってゆかぬか」 のちの徳川四天王「井伊直政」の父。幼名は「亀之丞」。 井伊家は一旦、いとこの「井伊直盛」が跡を継ぐが、桶狭間の戦いで戦死。 こうして井伊家は跡を継ぐ男児がいなくなってしまい、井伊直盛の娘が「井伊直虎」となって跡を継ぐ。 部隊アイテム:細平井刺繍上布 ドロップアイテム:井伊の赤頭巾、井伊の赤胴 |
三浦 義就(みうら よしなり)桶狭間に散った今川武将の一人「戦は勝たねば意味がない! 違うか?」 三浦家は古くからの今川家の重臣であり、義就は尾張の砦の主将を務めていた。 なお、彼は「三浦左馬助」と呼ばれており、それとは別に「三浦右馬助」がいて、武田勝頼の家臣となり「駿河先方衆」を務めていたが、徳川家に降っていた安倍元真に敗れている。おそらく兄弟か親子だろう。 ドロップアイテム:三浦家直垂 |
瀬名 氏俊(せな うじとし)徳川家康の正室の父「氏広は、分家して関口を名乗っておるが、我が弟なのだ。 家康に嫁いだ氏広の娘が「瀬名姫」と呼ばれているのは、瀬名の姫であるからよ。 まあ、今では「築山殿」とか呼ばれているそうだがな」 「瀬名一族」は駿河の豪族であり、今川家が駿河で隆盛していく上での重要な支持者だった。 瀬名氏俊は「桶狭間の戦い」では先発隊を勤めていたが、偵察と陣の設営の後、一足先に桶狭間の先にある「大高城」に向かっていたため、信長に奇襲された本隊には加わっておらず、命拾いしている。 ドロップアイテム:うなぎ柄水干 |
松下 之綱(まつした ゆきつな)天下人の恩人「・・・よいか、力押しだけでは、この乱世生き残れぬ。 まずは信頼のできる仲間を見つけることだ。 さすれば共に競い合い、助け合い・・・自然、成長することができようぞ」 豊臣秀吉の恩人。 通称「加兵衛」。 飯尾連竜の居城であった遠江の「曳馬城」の支城「頭陀寺城」の城主で、織田家に仕える前の、若い頃の木下藤吉郎(秀吉)を奉公人として雇っていたことがあった。 頭陀寺城は今川義元の死後、今川氏真が曳馬城を攻めた騒動の時に焼失しているが、のちに城主に出世した秀吉に召し出され、その配下として各地を転戦、過分の俸禄を与えられており、豊臣家の天下になると故郷の遠江に1万6千石の領地を与えられ、城主となった。 ドロップアイテム:藤吉郎の小袖 |
奥平 貞能(おくだいら さだよし)山家三方衆「我らは山家三方衆の一家。 今は今川家を頼みとしておるが・・・。 いや、なんでもない」 三河の東の山中を支配していた「山家三方衆」の一家であり、奥平信昌(貞昌)の父。 名を「定能」とする説もある。(読みは同じ) 最初は今川家の家臣だったが、今川義元が桶狭間で戦死すると、親子共に徳川家康の家臣となる。 部隊アイテム:三光鳥弓 ドロップアイテム:駿河弓 |
関口 氏広(せきぐち うじひろ)遠州錯乱の犠牲者「わしはれっきとした今川一族じゃ。 その娘を室に迎えながら・・・家康め、尾張の大うつけなどと誼を通じるとは・・・」 今川家の一族で、兄は瀬名一族の瀬名氏俊、妻は今川義元の娘である。 「桶狭間の戦い」で今川義元が戦死し、徳川家康が今川家から独立した後、自刃している。 なお、2017年のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」に、今川家と井伊直虎の取り次ぎ役となる「関口氏経」という今川家の家臣が登場する。 部隊アイテム:駿河凧 ドロップアイテム:関口和製南蛮胴 |
朝比奈 泰朝(あさひな やすとも)今川滅亡まで戦い続けた忠臣「継続にこそ意味がある。 下賎な成り上がり者には、わからんだろうがな。 今川の家を守ることが肝要なのだ」 今川家の重臣。 遠江の城「掛川城」の城主で、今川氏真とは同い年。 今川家が武田家の侵攻を受けるようになると、駿河から逃げてきた今川氏真を掛川城に迎えて徳川家と戦い、半年近く防戦。 部隊アイテム:藤枝大薙刀 ドロップアイテム:義の薙刀 |
由比 正純(ゆい まさずみ)今川家に殉じた家臣「・・・心の動揺は、刀や槍のさばきにも現れる。 心を弱くすれば、それは必ず相手にも伝わるもの。 一度敵と刀を交えたならば、決して迷うな。気で倒せ」 由比家は今川家の重臣の家柄で、父の「由比正信」は今川家の家督争い「花倉の乱」で義元を支持して信任を得た。 部隊アイテム:堅三引両紋弓 ドロップアイテム:駿河黒漆塗り大鎧 |
大原 資良(おおはら すけよし)忍・火薬・人質、手段を選ばぬ離反者処刑人「修行に終わりはない。 常に向上心を持つことが肝心だぞ」 三河にあった「吉田城」の城主だが、近年「小原鎮実」という人と同一人物とする説が出て来ているようだ。 「桶狭間の戦い」で今川義元が戦死し、三河で松平元康(徳川家康)が独立すると、三河では今川家から離反する豪族が相次ぐ。 その後も三河を維持すべく、残った人質を吉田城に集めて離反者を討伐していたが、母を人質に取られていた戸田重貞が彼と親しくなって取り入り、怪しまれなくなったところで人質を救出。 その後も遠江で離反者の討伐と徳川軍の迎撃を行っていたが、遠州錯乱によって味方は減っていき、徐々に後退していく。 ドロップアイテム:大原紋付直衣 |
岡部 正綱(おかべ まさつな)得難い一将と呼ばれた岡部兄弟の兄「武田の門前に馬を繋ごうとも、徳川の下風に立つことはできんな」 今川家の勇将、岡部兄弟の兄。16才の初陣でいきなり2つの首級を取って名を挙げた武辺者。 武田家が今川家に侵攻してくると、主君の今川氏真を始め多くの家臣が遠江に撤退していく中、駿府城に安倍元真と共に立てこもって防戦を続けた。 その後は武田家の武将として各地の合戦で功績を立てるが、武田信玄の死後、武田勝頼の代になって重用されなくなる。 その後、しばらく浪人として過ごしていたが、武田家の滅亡後に徳川家康に迎えられ、北条家との戦いでしんがりとして活躍。 部隊アイテム:駿河三日月 ドロップアイテム:正綱青塗り筋兜、正綱青塗り具足 |
鵜殿 長持(うどの ながもち)今川義元の妹婿「我が妻は、殿の御妹君である。 事あるときは、藩屏として、殿を最後までお守りする所存」 鵜殿長照の父。鵜殿家は三河の国人(地方領主)だが、セリフにある通り彼は今川義元の妹を妻とした重臣だった。 ただ、子の鵜殿長照と同じく経歴がはっきりしない人物で、「桶狭間の戦い」の前に死んだという説と、桶狭間の戦いの後、徳川家康の放った甲賀忍者により城が炎上し、その中で討ち死にしたという2つの説がある。 部隊アイテム:異性庭訓往来 ドロップアイテム:鵜殿の神聖着 |
庵原 将監(いはら しょうげん)今川重臣の家柄「・・・千里の行も、足下より始まる。 どんなに遠大な計画も、手近な一つ一つの行いから始まるものだ。 焦らず、騒がず、まずはできる事から努力していくことが大事だぞ」 駿河の国の豪族。 本名は「庵原忠緑(ただより)」。 部隊アイテム:紅葉石 ドロップアイテム:駿河三独鈷、将監冠 |
岡部 元信(おかべ もとのぶ)高天神城で奮戦した岡部兄弟の弟「主君の首を受け取るような役目だけは、御免こうむりたいものだ。 ・・・ああ、不吉なことを申したな。 忘れてくれ」 今川家の勇将、岡部兄弟の弟。「駿河先方衆」のひとり。 信長の父「織田信秀」との戦いでも活躍した。 以後も今川氏真を盛り立てて徳川家との戦いを続けるが、今川家は滅亡。 部隊アイテム:岡部隊特攻面 ドロップアイテム:忠義の面具 |
葛山 氏元(かつらやま うじもと)独自の外交を展開した大豪族「長いものには巻かれるのも、戦国を生き抜く術であろうよ。 ・・・なんだ、その顔は。不服だと申すか? ふん、ならば、土壇場でのその方の進退、しかと見届けさせてもらおうかの」 葛山家は駿河の豪族だったが、その支配地域が今川家の駿河、武田家の甲斐、北条家の相模の3ヶ国の国境沿いに位置しており、広い範囲を支配下に収めていたため、形の上では今川家に従属していたが、武田家や北条家とも関係が深く、今川家の家臣の中でも特別な存在だった。 今川家が武田家からの侵攻を受けるようになると、今川家を見限って朝比奈信置や瀬名家と共に武田家に寝返り、富士信忠の城を攻めたと言うが・・・ その後の消息ははっきりしていない。 部隊アイテム:今川仮名目録 ドロップアイテム:赤塗小烏帽子 |
今川 氏真(いまがわ うじざね)ボールと粛清が友だち「僕は・・・時々、父上が恐ろしい。 ああまでして、いったい、何を求めておられるのか・・・。もはや父上ではない、ほかの何かになり果てたかのような・・・ ・・・こんな風に考えるのは、やはり僕が惰弱だからなのかな?」 今川家の跡継ぎであり、今川義元が「桶狭間の戦い」で戦死した後の、今川家の当主であるが・・・ 父・義元の死後、三河では徳川家康が独立の動きを見せるが、それを防ぐことが出来ず、さらに遠江でも家臣や豪族が次々と離反。 武田家が敵対する姿勢を見せ始めると、甲斐への塩の輸出を止める「塩止め」を行って周辺国にも協力を要請するが、上杉家が応じなかったため、武田家を怒らせただけの嫌がらせで終わる。 北条家に落ち延びた後はしばらく滞在し、北条家の駿河侵攻の大義名分となっていたが、北条氏康の死後、北条家が武田家と和睦したため追い出されてしまい、かつての敵であった徳川家康を頼って、京都へと移住した。 近年、武田の騎馬隊が織田信長の鉄砲隊に撃ち破られた「長篠の戦い」に、織田軍の後詰め(補充部隊)として参加し、以後は徳川家の配下になっていたことがわかっている。 ドロップアイテム:蹴鞠着、蹴鞠の達人帽 |
太原 雪斎(たいげん せっさい)最高のブレーンにしてキングメーカー「花倉の乱より、わしは殿のため、今川家のために尽くして参った。今更、何を恐れることがあろうか。 ・・・そう、たとえそれが、人の身には禁忌であろうとも・・・」 戦国時代における最高の軍師の一人。「太原崇孚」とも。 今川家の当主であった今川義元の兄「今川氏輝」が若くして病死すると、太原雪斎は義元を今川家の当主とするために挙兵、義元の兄である「玄広恵探」と、玄広恵探を当主にすべく挙兵した福島正成を急襲し、これを討ち破って今川義元に今川家を継がせる事に成功する。 今川義元が当主になった後は、お寺の住職を務めながら今川家の軍師として活躍。 ちなみに今川家の人質になっていた、幼少時代の徳川家康の教育係を務めたのも彼だと言われている。 部隊アイテム:赤鳥飛翔軍配 ドロップアイテム:軍師の紫衣、太原雪斎軍略書 |
寿桂尼(じゅけいに)今川家の女摂政 |
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「……雪斎を用いて義元に今川の家督を継がせたのは、わらわじゃ。 今川義元の母。前々代の今川家当主「今川氏親」の妻(正室)であり、前代の当主である義元の兄「今川氏輝」の母でもある。 今川義元の死から約8年後に病死。「死しても今川の守護たらん」と言い残し、今川の館の鬼門(北東)の寺に葬られたが、その年の末には武田家の今川家侵攻が始まっている。 |
武田 信虎(たけだ のぶとら)追い出された甲斐武田家初代 |
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「誰も恨まぬ。 この乱れた世を恨むのみじゃ。 武田信玄の父。 甲斐の国の元国主であり、大名。 しかし俗に言う「暴君」で、住民の生活を返り見ることはなく、重税や徴収を繰り返し、苦言を呈する家臣がいれば容赦なく斬り捨てたり、追放したりした。 |
玄広 恵探(げんこう えたん)「花倉の乱」での義元のライバル |
今川義元の異母兄弟の兄。 出家していたので名前は法名である。「今川良真」を名乗ったという説もある。 ドロップアイテム:花倉の恨み袈裟 |
福島 正成(くしま まさなり)「花倉の乱」での雪斎のライバル |
今川家の重臣。 福島は「くしま」と読む。正成は「まさしげ」かもしれない。 ドロップアイテム:黄幡の小槍 |
吉良 義安(きら よしやす)今川義元 徒党員 徳川に従った名門 |
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吉良家は遠江や三河に勢力を持っていた名門の家柄で、「御所(将軍家)が絶えれば吉良が継ぎ、吉良も絶えれば今川が継ぐ」と言われていたほどの名家だった。 ゲーム(信長の野望 Online)の三河の屋敷に登場する吉良義昭は弟で、一向一揆と結託して徳川家と三河の覇権を争ったが敗退。 |
孕石 主水(はらみし もんど)今川義元 徒党員 幼少期の恨みで切腹 |
今川家の重臣で、名は「孕石元泰」。主水(もんど)は通名。駿河先方衆の一人。 まだ彼が今川家の重臣だった頃、彼の屋敷は今川家の人質となっていた竹千代(のちの徳川家康)の家の隣だった。 |
藤枝 氏秋(ふじえだ うじあき)太原雪斎 徒党員 桶狭間に散った一人 |
今川家の家臣・・・ 以外の詳細は解らない。「伊賀守」を名乗っていたらしい。 |
長谷川 正長(はせがわ まさなが)太原雪斎 徒党員 徳川に降るも三方原に散る |
駿河の豪族(地方権力者)。 |
戸田 重貞(とだ しげさだ)太原雪斎 徒党員 人質救出大作戦 |
三河の国人(地方領主)のひとり。 しかし母を人質に取られていた戸田重貞は大原資良に取り入って、怪しまれなくなったところで人質を救出、徳川家に駆け込んだ。 |
菅沼 定盈(すがぬま さだみつ)菅沼定村 徒党員 逸話の多い三家三方衆 |
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三河東部の山地一帯を支配していた「三家三方衆」の一人「菅沼定村」の子。 その後、彼の親族である「三家三方衆」の多くは武田家に寝返るのだが、彼は徳川家に留まり続け、武田軍と戦った。 ちなみに、彼の守っていた城「野田城」には、信玄狙撃の逸話がある。 これが真実なのか、ただの伝説なのかは解らないが、この時に信玄を狙撃したという鉄砲は「信玄砲」と呼ばれ、今も伝えられていると言う。 |