信長の野望 Online 合戦システムの概要

このページでは、初心者には解りにくい合戦のシステムについて解説しています。
*このページはまだ完全に「争覇の章」には対応していません。
大決戦についてはまだ記載していないので、合戦の発生条件等と、陣取戦のみの情報となっています。
あらかじめご了承下さい。
=合戦の発生条件=
合戦が発生するには、以下の条件が満たされている必要があります。 軍資金はゲーム中に 「国勢」 のコマンドでチェックすることが出来ます。
国の軍資金はその国に所属しているプレイヤーが、寄合所の仕事の 「内政」 をこなす事によって増加していきます。
合戦は、水曜日の定期メンテナンスを区切りとして、1週間単位で発生します。
つまり 「1週間1ターン」 です。
「進軍目標」 の投票は、軍資金が 80%(国勢コマンドで表示される小判で5枚以上)の状態で水曜日の定期メンテナンスを迎えれば、翌週から寄合所の 「献策」 で可能になります。
(この進軍目標の投票が可能な週を 「宣戦布告週」 と言います)
進軍目標は戦争可能な国の領土から選択しますが、「敵対国は2国まで」 という制約があり、「進攻する=敵対する」 という事であるため、進攻したい国がすでに別の2つの国と 「敵対」 の状態にある場合は、その国の領土は選択できません。
また、自国の敵対国がすでに2つある場合も、新たに敵対国を作ることが出来ないため、進攻先は現在の敵対国の領土の中から選ぶことになります。(もしくは 「静観」 を選択するかです)
なお、「敵対」の関係は、3週間(前回の合戦終結から2週間)で 「敵視」 に変わります。
敵視になれば敵対ではないので、新たな進攻先を選択することも可能です。
(この辺りの詳細は 外交について をご覧下さい)
そして次の定期メンテナンスを迎え、軍資金が最大(国勢コマンドで表示される小判6枚)の場合に、「進軍目標」の投票の最も多かった領土への 「合戦」 が行われます。
ただし、「進軍目標」 の投票で 「静観」 が過半数を上回っていた場合は、合戦は行われません。
( 「静観」による合戦の延期が8週間までであったのは、争覇の章により廃止されました)
軍資金が 80% を超えて 「進軍目標」 の投票が行われても、次のメンテナンスまでに軍資金が最大にならなかった場合は、「待機週」 となります。
この待機週では投票は行われず、軍資金が貯まり次第、前の週の 「進軍目標」 の投票で最も多かった勢力に対して合戦が実行されます。
軍資金が貯まらなかった場合以外にも、相手勢力が別の相手と合戦に入ってしまった場合や、自国が攻められて攻撃できなかった場合にも 「待機週」 に入ります。
ただし、相手国の領土が2ヶ国以上あり、複数の領土でそれぞれ合戦が起こり得る状況の場合は、1週間に最大2ヶ所まで、1つの国で同時に合戦が発生する場合があります。
(例えば、信濃と甲斐に領土を持っている武田家が、甲斐から進攻を行い、同時に信濃に進攻を受けた場合、武田家では甲斐と信濃の双方で同時に合戦が発生します)
敵対国の軍資金が 80% を超えている場合は、「○○家、合戦の備えを開始せり。各自注意を怠らざるべし。」 の告知が町の看板に掲示されます。
「献策」 の投票結果は、各街の出入り口にある看板で確認することが出来ます。
この投票は身分が高く、官位・官職を得ているプレイヤーほど、投票した時のポイントが多くなります。(詳しくは 外交について をご覧下さい)

もし水曜日の定期メンテナンスの時点で、敵対している国同士の軍資金が両方とも最大だった場合は、「進軍目標」の「投票割合」が多いほうが「攻め側」となります。
例えば、上杉家 と 武田家 が敵対していて、双方とも軍資金が最大になっていた場合で、
上杉家の武田家への「進軍目標」の投票割合が 80% で、
武田家の上杉家への「進軍目標」の投票割合が 90% だった場合、
武田家が「攻撃側」、上杉家は軍資金があっても「守備側」となります。
注意として、あくまで投票の「割合」であり、投票総数や、投票ポイント数ではない点に気をつけて下さい。
また、他の国に攻めようとしている時に、その国が攻められた時も、投票割合の多かった方の合戦が優先されます。
例えば、美濃の斎藤家 が 織田家 を攻めようとしている時に、浅井家 が 美濃の斎藤家 を攻めた場合、斎藤家の投票割合と浅井家の投票割合が比べられ、浅井家の方が多い場合、斎藤家の織田家進攻は持ち越しとなります。
条件を満たすと、合戦が行われることが街の出入り口にある看板で告知されます。
合戦は、次の週の水曜日の定期メンテナンスまで続きます。

=援軍の発生条件=
自国の合戦に参加する以外に、同盟国の合戦に援軍として参加することも可能です。
ただし、そのためには以下の条件が満たされている必要があります。
援軍派遣の投票はいつでも可能ですが、翌週に同盟国で合戦がなかった場合は無効となります。
翌週に同盟国で合戦が起こった場合、「援軍派遣」 の投票数が最も多い大名家に援軍に行くことが可能となり、最も投票数が多かった国で合戦が起こっていなかった場合は2位の国に、そこでも合戦がなかった場合は3位に、という形で援軍先が決定されます。
ただし、「援軍しない」 の投票より下位にある国は、援軍の対象外となります。
また、自国で合戦が起こった場合はそちらが優先されるため、援軍には行けません。

=合戦への参加方法=
基本となる合戦への参加方法です。
合戦に参加するには、以下の条件が満たされている必要があります。
  • 所属勢力、および援軍先勢力で合戦が発生中である。
  • レベルが 20 以上、もしくは身分が 「与力」 以上である。
  • ケガをしていない
上記の条件下にある時に、自国の街の「寄合所」で 「合戦」→「参陣」 を選択すれば、参戦国の軍旗がもらえます。
遠征(同盟国を通過しての進軍)の場合は、遠征の拠点となった国の寄合所でも軍旗を貰うことが出来ます。
ただし、同盟国への援軍の場合は同盟国では軍旗は貰えません。
軍旗を持っている状態で、合戦が発生している国の国境の関所を越えればそのまま合戦マップへと移動します。
(軍旗がなければ、普通に向こうの国へ移動します)
同盟勢力の援軍に行く方法も同じ手順です。
合戦場に入ると軍旗はなくなるため、一度合戦場から出ると、また寄合所に貰いに行かなければなりません。
合戦は、「陣」 と呼ばれるいくつかの単位に分かれています。
身分が 「与力」 以上なら、何度でも軍旗を貰って合戦場に行くことが出来ます。
逆に、身分が 「与力」 以上になっていない場合、つまり 「レベル20 以上」 という条件のみで軍旗を貰っていた場合、その 「陣」 には1度しか参加できません。
(合戦場から出なければ、そのまま居続ける事は可能です)
合戦の状況は、街や合戦場の出入り口付近にある大きな看板で 「合戦状況」を選択すれば見ることができます。
また、公式サイトの「プレイヤーズサイト」でも確認可能です。

=合戦場での戦い=
合戦場も通常のフィールドマップと同じような感じですが、以下の違いがあります。
「争覇の章」以後、合戦場でも地図が表示されるようになりました。
合戦場では、敵国のプレイヤーに襲いかかる事が可能で、逆に襲われる事もあります。
もし敵国のプレイヤーを倒した場合、敵国の「マゲ」が手に入ります。
これは、寄合所に持っていけば戦争の褒美(勲功や名声、資金)を受け取る事が出来ます。( 「合戦」→「恩賞」 を選択 )
ただし、PC 戦の結果は、戦争自体の結果(戦果)には全く影響しません。
ですが相手 PC を倒すことで味方の PC や NPC を守ることが出来ますから、その点での合戦への貢献は出来るでしょう。
合戦は 「陣」 と呼ばれる単位に分割されています。
1回の 「陣」 は開始から 12 時間で、終了後にインターバル(休憩)があり、特定の時刻に再度開始されます。
合戦は1週間続き、この繰り返しとなります。
合戦場で敵国の兵士 NPC や 武将 NPC を倒すと、自国の軍勢の 「戦果ポイント」 が増加します。
戦果ポイントは合戦場の出入り口、および街の出入り口にある大きな看板で確認可能です。
この 「戦果」 のポイントが以下の条件の時に、その 「陣」 の勝敗がつきます。
もし、12 時間経過しても双方に2倍の戦果の差がなかった場合や、6 時間経過以内に双方の大名が討ち取られた場合、その 「陣」 は引分となります。
「陣」 が終了するとサイレンが数回鳴り、プレイヤーは合戦場の入り口にある非戦闘地域に強制移動させられます。
そして「インターバル(休憩)」となり、合戦場の状態は初期状態に戻ります。
インターバル中には、「前哨戦」 が実施されます。(前哨戦については後述します)
そして、インターバル終了後に新たに 「陣」 が開始されます。
ただし、その 「陣」 が水曜日の定期メンテナンス前だった場合、定期メンテナンスの1時間前(水曜日の 12:30)に強制終了となり、その時点での「戦果」で条件に基づいた勝敗が決まります。
また、「陣」 が終了した時間が定期メンテナンスの10時間前(水曜日の早朝3:30)以降だった場合、次の 「陣」 は始まらず、合戦は終了となります。
合戦は、「陣」 に多く勝ったほうが勝利となります。

なお、敵国の兵士 NPC を倒せば、個人の 「勲功」 もその時点で上昇します。
合戦場にいる NPC は最低でもレベル25以上で、基本能力も強めの敵ばかりです。
よって、合戦場でまともに戦うにはレベル25以上は欲しいところでしょう。
また、合戦場は地図が表示できません。
地形もかなり入り組んでいますので、最初のうちは迷子にならないよう気をつけて下さい。
本陣の近くには、「小荷駄隊」があります。
ここでは通常の店と同じように、物資などを購入することが出来ます。
もし死んで蘇生を受けた後の 「怪我」 の状態の時は、合戦場の入り口にいる 「軍監」 から治療を受けることが出来ます。(ただし、劣勢の側であるなど、一定の条件が必要です)
怪我の回復の待ち時間が 15 分以上の場合に、その時間を短縮してくれます。

合戦場には 武将 NPC が存在します。
武将の多くはそれぞれ 「要害」 を受け持っており、要害の大将 NPC が討ち取られると、その「要害」は敵国のものとなります。
敵国のものとなった要害の周辺には敵国の兵士 NPC が出没するようになり、また一定時間経過後に、敵国の 武将 NPC も配置されます。

敵国のものとなった要害でも、その要害に配置された 武将 NPC を倒すことで取り戻す事ができます。
どの辺りの要害がどの陣営のものかは看板の「合戦状況」で表示されます。
要害が陥落した後、そこに次の武将が配置されるまでの時間、つまり 「要害に武将がいない時間」 は1時間以上あり、先陣より中陣、中陣より後陣の方が、武将の再出現時間は長くなります。
この間は、その要害を奪還する事は出来ません。
武将 NPC は非常に強力で、高レベルの徒党でも、倒すのはかなり辛いでしょう。
しかし、要害の副将が討ち取られると、その要害の「大将」が弱体化します。
また、先陣の要害が落ちると中陣の副将が、中陣が落ちると後陣の副将が弱体化します。

さらに中陣以降の大将が落ちると、後ろの陣の副将に加えて、その横隣りの陣の大将も弱体化します。
例えば、中先陣が落ちると中中陣の副将が弱体化し、中中陣の副将が倒されると中中陣の大将が弱体化します。
中中陣の大将が倒されれば、後中陣の副将と、中左と中右の大将が弱体化します。
このように、順番に攻撃していくことで陥落させやすくなります。
さらに、小荷駄隊の守将と、陣が陥落した後に出てくる武将は、周辺の NPC 兵を撃破していくことで弱体化します。
ただし、全ての弱体化において、弱体要因となった兵士・武将が復活すると、弱体した状態は元に戻っていきます。
「与力」以上の身分となったプレイヤーは、必ず自国の「武将」に配属されます。
この自分が配属されている 武将 NPC が合戦場で討ち取られた場合、合戦場から出ると、寄合所で再び軍旗が貰えなくなります。
つまり、自分の上司の武将が討ち取られると、合戦場から出たら、もう入れなくなります。
(出ない限りそのまま居続ける事は可能です)
ただし、討ち取られた武将は、その要害が取り戻されて一定時間経つか、「陣」が終わって再開されれば復活します。
武将 NPC を倒した場合、兵士 NPC よりも高い 「戦果」 が得られます。
また得られる戦果は、先陣より中陣、中陣より後陣や本陣の方が高くなります。
(相手より多くの陣を落としている場合に時間と共に加算されていた 「継続戦果」 は廃止されました)

陣(要害)が占領された後に出現する敵の武将・兵士の戦果は、その要害の通常の武将・兵士と同じです。
つまり、味方の中陣が落とされて、そこに敵の武将と兵士が現れた場合、その武将や兵士を倒して得られる戦果は通常の中陣のものと同じです。
ただし、占領された要害には、副将は出ません。
また、「一般兵」 は出現せず、陣の周囲を巡回する 巡回兵・守備隊 のみが出現します。
小荷駄隊の守備隊と一般兵の戦果は、後陣のものと同じです。
戦果
総大将 決着
軍師 850
四天王 750
小荷駄守将 750
後陣大将 650
後陣副将 450
中陣大将 550
中陣副将 350
先陣大将 350
小荷駄守兵 40
門番精鋭 4
戦果
本陣親衛隊 48
本陣守備隊 40
本陣一般兵 3
後陣守備隊 36
後陣巡回兵 30
後陣一般兵 3
中陣守備隊 24
中陣巡回兵 20
中陣一般兵 2
先陣守備隊 12
先陣巡回兵 10
先陣一般兵 1
なお、負けている側には、上記とは別に特別な NPC が出現する場合があります。
この NPC は強力ですが、倒すことで高い戦果を得る事が出来ます。
(現在、戦果 100 の「遊兵」 と、戦果 200 の「駆け抜け武者」 が特別NPCとして存在します)
要害を攻略する事で高い戦果を得ることができ、その武将に配属されている敵プレイヤーの参戦を遅らせ、さらに敵陣の奥に攻め込むことができ、周辺の安全も確保できます。
陣(要害)の攻略と、敵将・敵兵の撃破による戦果の増加、そして、それらを行おうとしている敵プレイヤーへの攻撃と自軍の防衛などが、合戦の中心となります。

寄合所で軍旗と一緒に貰える「陣形の書」を持っている場合、それを自分が配属されている武将に渡すと、約1時間の間(もしくは死ぬまで)「陣形の効果」を得られます。
これはステータスアップの効果があり、武将のタイプによって以下のようになっています。
武将の職業 ステータスUP 武将の職業 ステータスUP
腕力・耐久力 忍者 腕力・器用さ
耐久力・知力 鍛冶屋 耐久力・器用さ
神職 知力・水属性 薬師 知力・器用さ
陰陽師 知力・火属性
能力上昇値は武将のレベルが高いほど、高くなります。(自分のレベル・職業ではありません)
ただし、武将に配属されない浪人は貰えません。
陣形の書は、使わないままメンテナンスを迎えると消えてしまうので注意してください。
(以前は合戦場から出るとなくなっていましたが、現在は合戦場から出ても残ります)

=合戦の兵種=
「飛龍の章」 以降、合戦のプレイヤーに兵種 「兵士」 「騎馬」 「鉄砲」 「弓兵」 が加わりました。
これらは合戦場の入り口にいる軍監の NPC に話す事で変更が可能です。
ただし、アカウントが 「飛龍の章」 のアカウントである必要があります。
兵種の 騎馬、鉄砲、弓兵 の兵種を選ぶには 「知行」 の 「戦支度」 で調達できる 「軍馬」 「火器」 が複数必要になります。(取引で得ることも可能です)
必要になる数は、騎馬が2、鉄砲が4ですが、勢力の人口によって増加します。
弓兵も 「火器」 が必要になりますが、必要数は鉄砲兵の半分です。
騎馬になるとキャラクターは馬に乗るようになります!
また、官職を得ている場合、馬は白馬になります。

騎馬は 「兵種」 のコマンドで 「突撃」 を実行することができます。
これは敵 PC に有効なもので、相手に当たると相手が混乱状態となります。
同様に、「鉄砲」 と 「弓兵」 は 「射撃」 が可能です。
「歩兵」 は兵種というより、通常の状態です。

突撃や射撃で混乱すると、その場でフラフラになってしばらく動けなくなり、さらに徒党の戦闘に巻き込まれなくなります。
ただし、突撃や射撃を実行した方も、少しの間 動けません。
射撃は鉄砲を装備し、合戦場で購入できる専用の弾(銃弾)を持っていないと使用できません。
弓兵の場合も 「矢弾」 が必要になります。
これらは最初に 10 発もらえますが、それを使い切った後は小荷駄で購入してください。
射撃は弾が必要な代わりに、遠距離から行えるのが利点です。
騎馬は突撃ができる以外に、若干移動スピードが上がります。
ただし、騎馬は鉄砲射撃などを受けて混乱状態になると、落馬してしまう場合があります。
落馬した場合、騎馬の状態は解除されてしまいます。(歩兵に戻ります)
歩兵は通常の状態ですが、手に装備するアイテムの 「竹束」 で射撃を、「木杭」 で突撃を防ぐことができます。 ただし必ず防げるとは限りません。
防げる確率は価値の高い 竹束・木杭 を装備するほど上がります。
兵種の状態は死んでもそのままですが、合戦場から出たり、ログアウトしたり、その陣が終了すると、自動的に解除されます。
また、鉄砲兵は、鉄砲の装備を外しても解除されます。

=合戦の結果=
合戦は水曜日の定期メンテナンスを区切りとして1週間行われます。
1週間経過後、双方の勝利した 「陣」 の数を比較して勝敗が決まり、合戦のあった国の「国力」と「軍資金」が変化します。
ただし攻撃側が複数の領土を持っている場合、国力の減少量はそれぞれの領土で分割されます。
攻撃側に属領がない場合、本国の国力がそのまま減ります。
攻撃側の領土が2国か3国の場合、それぞれの国力が平均的に引かれます。
攻撃側の領土が4国以上ある場合、ランダムに3国が選ばれ、その国の国力が平均的に引かれます。(ただし戦場に隣接した領土は必ず対象に選ばれます)
そして、「合戦」に敗北し、その結果 「国力」 が 0 になった場合、その領土は攻撃側の国に占領されます。
逆に言うと、国力が 0 になっても、「合戦」 で負けていない場合は、その領土は失いません。
占領された領土の初期国力は、その領土が占領された時の合戦の結果によって決定されます。
その領土が占領された時の合戦で、攻撃側が「陣」に全勝しているなら、制圧直後からその領土の国力は最大(99)です。
逆に 1勝6分 といった辛勝だと、占領しても国力は低い状態からスタートです。
もし、合戦によってその国の「本拠地」が攻め落とされた場合、その国は「滅亡」となります。
滅亡した国は、その国にある「屋敷」が拠点となり、お家再興戦のために軍資金をためる事になりますが、もちろん所有している街はなくなり、新しいプレイヤーがその国で始める事も出来ません。
お家再興戦は、攻城戦となります。
(なお、お家再興戦 では、再興戦を起こされた側の軍資金は減少しません)
滅亡勢力の詳細については 「滅亡勢力について」 のページをご覧下さい。

また、 合戦では「特別手柄」があります。
合戦場の各陣で最初に戦ったプレイヤーには「一番槍」、
武将 NPC を討ち取ったプレイヤーには「大将首」、
小荷駄隊にいる武将を襲って倒したプレイヤーには「小荷駄隊襲撃
の手柄が与えられます。
一番槍は、徒党を組んでいても手柄となるのは徒党のリーダーのみです。
大将首、小荷駄隊襲撃は徒党員全員の手柄となります。 ただし、看板などで名前が掲示されるのは徒党のリーダーで、さらに最初にその武将を倒した人のみです。
「中老」と「家老」の身分の昇進試験では、敵の武将 NPC を倒すことが条件となりますが、これは武将 NPC を倒した時に、その戦闘に最後に参加していれば OK です。
また、敵国の PC を倒して得られる「マゲ」は、合戦終了後の1週間以内に寄合所で褒美と引き換える事が出来ますが、合戦に勝利していると得られる褒美は2倍となります。

= 前哨戦 =
前哨戦は、合戦のインターバル中に行われる自動マッチメイクの対人戦です。
ここでは登録を行うと、キャラクターのレベルや職業に応じて自動的に徒党が組まれ、さらに対戦相手も自動で選ばれて、対人戦を楽しむ事が出来ます。
合戦のインターバル中に全体告知で前哨戦の受付を開始したと表示されるので、この告知が出たら 「軍奉行代行」 という NPC に話すことで参加申請を行う事が出来ます。
この告知は 15 分ごとに行われ、参加申請が出来るのは告知から5分間の間です。
また、「軍奉行代行」 からは前哨戦用の装備も配布されます。

参加申請をしたら・・・ あとは、自動マッチメイクが行われるのを待つだけです。
現在の参加者人数や職業の比率などは、看板で確認する事が出来ます。
インターバル中には 「輜重兵」 という NPC もいて、アイテムの販売をしてくれます。
自動マッチメイクでは、各職業とレベルのバランスが取れた7人徒党が組まれます。
もちろん相手も同様にマッチメイクが行われ、同レベル帯の相手と対戦することになります。
条件がそろってマッチメイクが行われると、いきなり徒党が組まれて制限時間が表示されます!
開始までの制限時間は 300 秒、この間に装備や技能を整え、旗や隊列を決めて、戦闘での打ち合わせなどを行いましょう!
残り時間は画面上部中央に表示されます。
これが0になったら戦闘開始です。
ただ、この残り時間、画面上部中央にすでにウィンドウを置いているとその裏になって見えなかったりします・・・
Windows 版の方はウィンドウ配置に気をつけてください。
戦闘の内容は、「帰依」などの相手を逃げさせる技が効かない以外は、通常の対人戦とほとんど変わりませんが、薬による付与効果は無効になっています。
前哨戦によって飲んでいる薬の効果が切れることはありませんが、前哨戦の対戦中は、その効果がないものとして戦いが行われます。
ですから、前哨戦で薬の消費を気にする必要はありません。
装備も配布されるので、それを使えば、装備の磨耗も気にせずに戦うことができます。
戦いは合戦の対人戦と同じですから、相手の名前は職業名や身分名のみが表示されます。
前哨戦の結果は、個人の 「対人戦レート」 には影響を与えません。
戦いが終わると、結果に応じて 「武功」 というポイントが貰えます。
ここでは 「マゲ」 は貰えません。
この武功などの情報は、コマンドの 「情報」 の 「前哨戦」 を選ぶと右のように表示されます。
これまでの戦績も表示されます。
この 「武功」 は、前哨戦の終了後に軍奉行から恩賞と代えてもらうことが出来ます。
また、戦闘の結果によって、両軍の全体の武功も上昇していきます。
これは合戦での 「戦果」 と同じで、最終的に高い方が前哨戦に勝利する事になります。

前哨戦の勝敗の結果は、国力や合戦には何の影響も与えません。
しかし、勝利した側は、軍奉行から支払われる恩賞(お金や軍馬など)が増加します。
入手した 「武功」 を貯める事で、「紋所の価値を上げる」 のに使う事が出来ます。
飛龍の章で導入された 「紋所」 は、アイテムなどを使う事で成長させる事が出来ますが、その上昇ステータスは 価値 が 2 だと1項目あたり +10 が最高です。
しかし、価値を上昇させれば、このステータスの上限を上げる事が出来ます。
また武功1あたり 2貫 の恩賞をもらう事もできます。
他に、武功と引き換えに屋敷の家具を貰うことも出来ます。
家具は 御旗奉行 か 「戦好き大工」 から貰うことができ、戦好き大工は山賊町などの中立都市にいます。
なお、武功で受け取れる家具は全て取引不可です。

=浪人(未所属)の場合=
大名家に所属していないプレイヤーの場合、参戦に条件は特になく、レベルが低くても構いません。
参加方法は普通のプレイヤーと同じで、参戦したい大名家の寄合所で 「合戦」→「参陣」 を選んで軍旗を受け取り、合戦の行われている国の国境にいきます。
ただし、浪人が参戦できる合戦は1週間に1つだけです。
1週間の間に複数の勢力の合戦に参加することは出来ません。
また、1つの 「陣」 で、1回ずつしか 軍旗 は貰えません。
浪人の場合も恩賞として、戦功に応じてお金や名声が貰えますが、大名家に所属していないため、勲功はありません。

=国力の合戦以外での増減=
合戦は相手国の国力を減らし、その国を占領するのが目的ですが、合戦以外でも国力を減らす方法があります。
仕事の「調略」は、その仕事内容に応じて、相手の本国の国力を減少させます。
ただし、敵国の城下町に潜入するものが多いので、そのための手段が必要です。
これらの方法で相手国の国力を減少させても、攻撃側の合戦で勝利しない限り、その国を占領することは出来ないので注意してください。